多田荘一郎氏
伊藤浩孝氏
田村咲耶氏
GEヘルスケア・ジャパン(株)は2017年4月7日、日本GE赤坂パークビル(東京都港区)にて成長戦略発表会を開催した。今回のテーマは「持続的で質の高い医療を提供するためのパートナーシップおよびデジタル活用戦略」である。
まず初めに多田荘一郎氏(GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長兼CEO)が現代日本医療における課題を明示した上で、それら課題をいかにして解決していくかのビジョンを語った。「従来の単一・単独の取り組みからデジタル×IT連携を行うことにより複数の視点・複合的な取り組みが可能であり、さらに様々な学会・医師・他企業と協力し、データを可視化することで、個人のみならず患者、地域医療に貢献したい」という展望を述べた。
続いて伊藤浩孝氏(営業本部本部長)は、「年に100以上の共同研究・サポートを行い、研究開発機能の拡充を行っており、今後その実績をより強化していきたい」と述べた。さらにパートナーシップ推進の例として国立循環器病研究センターとの連携協定を紹介。新機器・技術の臨床研究・研究開発のみならず、急性期病院のIoT活用研究によって画像関連の院内外データの統合と均てん化を進めることで部門だけではなく、地域での連携も必要であることを強調した。地域、そして国内単位でのイノベーションへとつなげる戦略が期待されている。
続いて田村咲耶氏(製造本部 Brilliant Factoryプロジェクト長)は、デジタル時代における生産性向上の取り組みについてGE日野工場を例に挙げた。その中で製造プロセスにおけるモノや人の「ばらつき」を瞬時に把握することが可能なBeacon Sensorの活用を紹介し、リアルタイムな現場状況把握や柔軟な配置転換を行うことが可能になったことを述べた。そして最新設備の導入よりも今ある設備・資産を活かしながら最適化・生産性向上を目指していくことがモノづくりのキーワードではないかと提議した。さらに今後の方向性として「デジタル+IT連携によって施設単位からエコシステム単位で効率化を図ることの重要性」を述べた。
まず初めに多田荘一郎氏(GEヘルスケア・ジャパン代表取締役社長兼CEO)が現代日本医療における課題を明示した上で、それら課題をいかにして解決していくかのビジョンを語った。「従来の単一・単独の取り組みからデジタル×IT連携を行うことにより複数の視点・複合的な取り組みが可能であり、さらに様々な学会・医師・他企業と協力し、データを可視化することで、個人のみならず患者、地域医療に貢献したい」という展望を述べた。
続いて伊藤浩孝氏(営業本部本部長)は、「年に100以上の共同研究・サポートを行い、研究開発機能の拡充を行っており、今後その実績をより強化していきたい」と述べた。さらにパートナーシップ推進の例として国立循環器病研究センターとの連携協定を紹介。新機器・技術の臨床研究・研究開発のみならず、急性期病院のIoT活用研究によって画像関連の院内外データの統合と均てん化を進めることで部門だけではなく、地域での連携も必要であることを強調した。地域、そして国内単位でのイノベーションへとつなげる戦略が期待されている。
続いて田村咲耶氏(製造本部 Brilliant Factoryプロジェクト長)は、デジタル時代における生産性向上の取り組みについてGE日野工場を例に挙げた。その中で製造プロセスにおけるモノや人の「ばらつき」を瞬時に把握することが可能なBeacon Sensorの活用を紹介し、リアルタイムな現場状況把握や柔軟な配置転換を行うことが可能になったことを述べた。そして最新設備の導入よりも今ある設備・資産を活かしながら最適化・生産性向上を目指していくことがモノづくりのキーワードではないかと提議した。さらに今後の方向性として「デジタル+IT連携によって施設単位からエコシステム単位で効率化を図ることの重要性」を述べた。
会場風景