女性の目線を大事にした東芝メディカルのデジタルマンモグラフィ装置「Pe・ru・ru」シリーズに、新しい製品が登場した。
Pe・ru・ru LaPlus
最大の特徴は、同社として初めて、トモシンセシスでの撮影が可能になったことである。
これまでの2D撮影では乳腺との重なりによって見えづらくなっていた病変なども、トモシンセシスで撮影された画像を1枚1枚確認していくことで判別がしやすくなった。
左が2D、右がトモシンセシス画像。
トモシンセシス対応のマンモグラフィ撮影装置としての本製品の最大の特徴は、撮影台がコンパクトな点にある。これまでPe・ru・ruシリーズで培ってきた特徴を本製品にも生かし、今まで通りのポジショニングで使用できるようになっている。小柄な人も多い日本人女性に配慮した設計の3D撮影装置である。丸みを帯びたフォルムや、機械的な冷たさを感じさせない素材なども踏襲されており、Pe・ru・ruならではの良さと、新しい技術が融合している。