myQA

ITEM2017 Report(ITEM in JRC 2017 国際医用画像総合展):
2017.04.18

 IBA社の放射線治療の複数のQAアプリケーションを1つのプラットフォームに統合できるソフトウェアソリューション。基本のプラットフォームに各QAアプリケーションを組み合わせ、多様なニーズに対応できる。また、同一プラットフォーム/データベースを用いるため、操作とデータの管理を一括で行える。
 毎日行う日常の点検項目から、月に一度の精度管理など、ガイドラインの項目をもとに実施する項目を各施設にあわせカスタマイズできる点が特徴の1つ。実施時には、それらの実施項目が自動で表示され、1つの項目が終了したら自動で次の項目を表示したり、測定値が許容値の範囲内でなければ注意を促したりと日々の精度管理のワークフローの改善が期待できる。
 また、膨大な量のデータでもフィルタをかけることで、簡単に過去のデータの検索ができる点も有用。全てのデータが同一画面で参照できるため日々の管理が従来よりもスムーズに進められる。
 放射線治療のアプリケーションは英語での表示が多いが、myQAでは、各項目などのコメント欄は日本語での入力・表示が可能であるため、画面上に表示される英語の意味が不明なときなどにコメント欄を参照することで、日々の業務への一助が期待される。ローテーションなどで放射線治療に不慣れなユーザでも、英語の項目の意味を確認するメモとしてコメント欄を活用できる。



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精度管理画面。Active Tasksに次に実施するべき項目が表示される。



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コメント欄は日本語での入力・表示が可能。