MRI
同製品の特長は高速撮像技術である。この技術によって、従来よりも50%以上の時間短縮が可能となった。また、革新的なアプリケーション「ハイパーワークス」により、画像の劣化を防ぎ、スキャン時間の高速化と同時に画像の高分解能化も可能となった。
デザイン面では、テーブルの着脱可能という使いやすさはそのままに、頭部のサイズ変更が可能になり、従来ではコイルを使えなかった受診者にもサイズに応じて使用することができるようになった。マットは低反発のクッションが採用され、快適性を追求した仕上がりとなっている。受診者に優しいデザイン性と高速スキャン技術という最先端の技術が詰まったMRIである。
ノイズを最小化する新たなコイルデザインだ。
「48チャンネルヘッドコイル」により頭部領域ではさらに最大51%のSNRが向上した。
マンモグラフィ
同製品は発売以来、シェアナンバーワンを誇っている(GEヘルスケア調べ)。製品の強みは、従来のテクノロジーを踏襲しながらも、それに加えて受診者に対して優しく痛みを与えないデザインを採用していることだ。撮影台やフェイスカバーの形が丸みを帯びており、検査中に受診者が痛みを伴いにくい作りとなっている。
受診者のみならず、術者にとってもマンモグラフィにおいて集中できるようなワークフローを兼ね備えた新しい製品として今後も注目される製品である。製品の一部が可動式となっており、術者が無理のない体勢でポジショニングを行うことが可能である。なお、オプションとしてトモシンセシスに対応している。
受診者の痛みを和らげる丸みを帯びたデザインの撮影台。