『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』は、
メーカご担当者様に注目製品だけでなく、
ご自身についても語っていただくコーナーです!
第5回は、ザイオソフト(株)の清水 聡 氏に、
いま、最も旬なシステム『ziostation2 zioMobileGateWay』について
ご紹介いただきました!
今回も動画あり! CHECK IT OUT!
●製品について
・ご担当の製品についてお教えください
ザイオソフト社製3次元医用画像処理ワークステーションのザイオステーションシリーズを担当しています。
・その中で今いち押しの製品をお教えください
『zioMobileGateWay』が旬ですね。これはiPhoneやiPadで院内の画像データを遠隔地で活用できる新しい発想のモバイルビューワーシステムです。最近のスマートフォンやタブレット端末の進化に伴う新たな遠隔画像配信システムとして注目を集めています。
・その製品の特徴をお教えください
1つ目に、端末に送るデータの所在を選ばないことです。当社製のワークステーションやサーバではなく、他社製の装置内にあるデータでも構わないのです。ですので、単なるモバイル端末ビューワーではなく、GateWayという特徴をもった製品なのです。
2つ目にビューワーの操作が簡単な事。必要最低限の機能が、必要最低限の操作で画像を観察できる。
これはなぜスマートフォンやタブレット端末を使うのかという事を考えれば当たり前の事だと思います。
・その製品を初めて見たときの一番の驚きはどこですか
発想がシンプルだということです。
むりやり使わせるというのではなく、ユーザがこういう事に使いたいという要望があるからそれを素直に実現した製品です。
・その製品を導入されたお客様からはどんな反応がございますか
お客さまからの印象を整理すると、まず1番目にコストが掛からない。と言われております。zioMobile のビューワはAppStore から無料でダウンロードができるのです。
2番目に画質のクオリティが高い。遠隔地でことさら小さい画面で見るわけですから当然拡大表示は必須です。ですが、元データをそのまま送っているので画質の劣化は全くないのです。
3番目に操作がシンプル。フリックやピンチアウトなどiPhone、iPadのインターフェース操作が生かされていますから簡単なのです。
また、セキュリティについても必ず聞かれますが、『zioMobileGateWay』ではデータの送信の際、そして端末でそのデータを開く時にパスワードを与えて復号化することでセキュリティを保っています。
・その製品はどのような状況での活躍が期待できますか
当製品は、本当にニーズ(使う目的)ありきの製品です。
手術室でドクターが身近なところで画像を見たい。院外にいる救急医に画像を送り臨床情報を交換したい。などといったニーズがあります。実際にすぐ使ってみたいと言われるケースが増えてきています。
・今後その製品はどのように発展していき、どのような分野に活躍の場を広げていくとお考えですか
臨床診断の現場だけでなく、教育用やカンファレンス用にも使えると思います。HWの進歩にもよりますが、双方向のやり取りが実現できるでしょうね。
●ご自身について
・休日は何をされていますか
週末は剣道をやっています。学生時代以来まったく縁の無い生活を送っていたのですが、ひょんなことから3年前に復活しました。アキレス腱を切らないように無理せずやってます。
・おすすめのリラックス方法は何ですか
温泉が一番です! なければ、できるだけ広い湯船につかることです。
・座右の銘をお教えください
いくつかあるんですが、その1つで『守・破・離』。
すごく簡単に言うと、まず真似をしてやってみる。次に他のやり方も取り入れてやってみる。最後に自分のオリジナリティを加えて新しいものをつくる。という言葉です。
ザイオソフト(株)
清水 聡 氏
http://www.zio.co.jp