PHILIPS社製機器に新規搭載された2D-Shear Wave Elastography(Elast Q)の初期使用経験
1)虎の門病院分院臨床検査部、2)虎の門病院肝臓センター、3)虎の門病院消化器内科
伝法秀幸1)、 斎藤 聡2)、 窪田幸一 1)、 藤山俊一郎2)、 小林正宏1、2)、 竹内和男 3)
PHILPS社製EPIQ 7Gに新しく2D-SWE(Elast Q)が搭載された。特徴としては閾値設定(Confidence Map)があるため測定に適さない部位が表示される事と、連続加算平均表示のため、フリーズ後に任意の画像で測定できる事である。Elast Qはフィブロスキャンと非常に良好な相関関係にあり、特に皮下の厚い患者でも良好に測定でき、フィブロスキャンXLプローブと同等の肝硬度測定が可能であった。