フィリップス・ジャパン、線量管理ソフトウェアソリューションDoseWise Portal を販売開始

2018.09.25

 (株)フィリップス・ジャパン(以下、フィリップス)では、被ばく線量管理ソフトウェアソリューションDoseWise Portalを販売開始する。近年、海外では医療事故をきっかけに医療被曝への関心が高まりつつあり、日本においても同様に被曝管理に関する意識が高まりつつある。そこで患者の健康を維持するため線量情報を総合的に管理し、患者別、撮影装置別などの分析を多角的に行うことができるDoseWise Portalの販売を開始した。
 このDoseWise Portalは、接続装置数、契約年数に応じてサブスクリプションモデル(定額制)にて運用を始めていただくことが可能である。

サブスクリプションモデル(定額制)のメリット
・初期導入費用を抑え、契約期間中の保守サポートも含めた一定のランニングコストでの運用が可能
・アップデートによる最新のソフトウェアの利用

DoseWisePortalの特長
・高度な分析ツール
 DoseWisePortalにはユーザのニーズに合わせて設定可能なダッシュボードやマルチモダリティーに対応した高度な分析ツールを標準搭載している。また分散図、棒グラフ、ボックスプロットなどのお好みのグラフを作成することができる。

・ベンダーニュートラルなシステム
 X線撮影装置から出力されるDICOMRDSR形式のデータを受信、管理することにより自社装置以外のベンダーニュートラルな運用が可能である。

・レポート機能
 チャートビルダーを使用して、CTDIvolで分類したCT検査、検査種別で分類した線量比較、参照検査名で分類したCTボリュームなどさまざまなレポートを作成することができる。

・アラート
 検査タイプにかかわらず、プロトコルや検査名を選択して患者の年齢、CTDIvol、DLPなどのトリガを設定できる。
DoseWisePortal

●お問い合わせ
㈱フィリップス・ジャパン
ブランドコミュニケーション部
URL:https://www.philips.co.jp/