同社の大きな美点の1つのデジタルフォトンカウンティング技術を搭載したPET/CT。
デジタルSiPMを使用し、フォトンの数を直接デジタル信号で収集する。AD変換を行わない電気ノイズの影響を除外できることが特長である。
さらに検出器内部には、クリスタルと半導体の受光面を完全に1:1で対応させる1to1カップリング方式で、今までになかったより多くの信号成分を効率よく収集・活用させている。
Vereosは、分解能(空間的/時間的)、定量性、感度において、2倍超(従来比)にスペックを改善し、画質や投与量、そして収集時間も進化させた高性能PET/CTといえる。
日本では先頃、熊本大学に導入され、その臨床的有用性に注目を集めている。今回のRSNA2018ではAmbient Experienceが題材的に展示され、参加者の注目をあびていた。