医療現場では2008年度の診療報酬改訂後、フィルムレス化が急速に進み、その成果の検証と課題の整理が現在急務であると(株)ナナオは考えている。そこで、フィルムレス化を既に実施した施設の「フィルムレス環境構築の成果と課題」に焦点を当てたメディカルセミナーを開催する。
医療業界各方面の著名な先生方から、実際の運用状況と顕在化した課題をご紹介頂く。モニタ専業メーカーである同社からは、モニターに関わる最新技術と今後の展望について説明する。最後に希望者の方を対象に、モニタ品質管理について解説と実践を交えながらワークショップを行う。
■会 期:2011年9月3日(土)
■会 場:愛知県 名古屋市 ミッドランドホール
■対 象:読影担当医師、診療放射線技師、病院情報システム管理者
■定 員:100名 (内ワークショップ定員60名)
■参加費:無料
■プログラム
10:00 | 受付開始 |
10:30~11:35 | セッション I フィルムレス環境構築を支える技術 座長:豊橋市民病院 医療情報課 原瀬正敏 先生 ・ディスプレイの業界動向と最新技術トレンド ~大型から携帯端末まで~ ・液晶モニタの変遷と求められる基本性能 ~節電機能も含めて~ |
11:50~12:30 | ランチョンセミナー 座長:名古屋第二赤十字病院放射線部 新美 孝永 先生 ・フィルムレス環境の現状と今後の展望 |
12:50~14:30 | セッション II フィルムレス環境構築の成果と課題 座長:名古屋大学 医学部保健学科 島本佳寿広 先生 ・東日本大震災を経験して ~情報システム管理者の視点~ 石巻赤十字病院 情報システム課 千葉 美洋 先生 ・医師に信頼されるフィルムレス環境の構築をめざして |
14:40~15:30 | Q&Aパネルディスカッション 座長:豊橋市民病院医療情報課 原瀬 正敏 先生 ・フィルムレス環境が内包する課題にどう対応するのか パネリスト |
15:45~17:00 | ワークショップ 希望者先着60名
・医用画像表示用モニタの品質管理に関するガイドライン ~2010年版~ ・モニタ品質管理の実践 |
超高解像度8メガピクセル対応の医用画像表示モニターやLEDバックライトの電子カルテ画像表示モニターなど、最新製品を多数展示する。
■お申し込み(下記URLの「お申し込みフォーム」よりお申し込みください。)
http://www.radiforce.com/jp/seminar/seminar11.html
席に限りがあるので先着順で受付する。セミナーは100名、ワークショップは60名の定員に達し次第、受付を終了。
■お問い合わせ
(株)ナナオ 名古屋営業所
TEL:052-232-7701
受付時間:月~金 10:00~17:00 (祝祭日および弊社休日を除く)
URL:http://www.eizo.co.jp/