キヤノンメディカルシステムズと長崎大学は、AMEDの「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」
(研究開発代表者:安田二朗(長崎大学 感染症共同研究拠点))において、
常温での保存や輸送が可能な蛍光LAMP 用常温保存試薬を開発した。
従来エボラ出血熱ウイルス検出試薬は、その迅速性と簡便性が高く評価されてきたが、
試薬の運搬は冷凍で行うことから、常温での輸送・保管ができる試薬が求められてきた。
今回、エボラ出血熱ウイルス専用の常温保存試薬の製造法の開発、品質の検証を進め、
本年3 月に3 ヶ月保存の検証が終了した。
今後も長崎大学とキヤノンメディカルシステムズは、引き続き共同開発を進めることで
研究成果の実用化、普及を推進していく。
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キヤノンメディカルシステムズ株式会社
https://jp.medical.canon/