臨床検査薬・機器を扱うヘルスケアカンパニーのロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、15歳~69歳の女性5000名を対象に女性の健康に関する調査を実施した。
• 月経、妊娠・出産や閉経、女性特有の疾患などの「女性の健康についての総合的な教育」について、3人に1人はこれまでに受けていないと回答。
• 男性が「女性の健康についての総合的な教育」を受けることに対しては、回答者全体の約8割、婦人科系疾患の不安・疑いをもったことのある女性では約9割が「ぜひ受けて欲しい」「受けた方がよい」と肯定的。
• 男性が教育を受けるのに適切な時期としては、半数の人が小学校高学年~高校生を挙げた一方で、入社後しばらくして子どものことを考え始める頃とした人が約2割。
重症化リスクの高い婦人科系疾患を早期に発見し、適切な治療を行うためには、婦人科での定期的な受診が大切ですが、何となく行きにくい、恥ずかしいと感じる人が少なくない。身体に起こる変化や健康リスクは年代によって異なり、家族や友人に相談しにくい話題を相談できる婦人科の「かかりつけ医」をもっておくと安心だ。
ロシュ・ダイアグノスティックスは、もっと気軽に受診できるように婦人科のイメージを変えるべく、定期的に女性の健康に関する意識調査の実施や啓発イベントの協賛などを行っている。今回のオンライン調査では、婦人科かかりつけ医についての調査に加えて、「女性の健康についての総合的な教育」について尋ねた。その結果、ライフステージによって異なる女性の健康の悩みに対する総合的な教育が十分ではなく、また男性にも理解を求めている実態が明らかになった。
ロシュ・ダイアグノスティックスは、臨床検査を通じて人々の健やかな生活、より豊かな人生に貢献することを目指し、検査の重要性を含めた健康に関する情報発信を今後も行う。
調査概要
調査名:女性のかかりつけ医に関する調査
調査期間:2020年12月18日~12月21日
調査方法:インターネット調査
調査対象:15歳(高校生以上)~69歳の女性 5000人
実施機関:株式会社クロスマーケティング
調査結果詳細
• 「女性の健康についての総合的な教育(月経、妊娠・出産や閉経、女性特有の疾患など)」を受けた時期は小学校高学年が最も多い一方で、3人に1人は特にそうした教育を受けていないと回答。年代による大きな差異はみられなかった。
• 男性が「女性の健康についての総合的な教育」を受けることに対しては、回答者全体の76%、これまでに婦人科系疾患の不安・疑いをもった女性では88%が「ぜひ受けて欲しい」「受けた方がよい」と肯定的であった。
• 特に性感染症や不妊症、月経困難症の不安・疑いをもった女性の半数は、男性にも教育を「ぜひ受けて欲しい」と強く希望していた。婦人科系疾患の悩みをもったことのない女性は「どちらでもよい」の回答が相対的に多かった。
• 男性が教育を受けるのに適切な時期としては、女性自身がそうした教育を受けた小学校高学年~高校生を挙げた人が約半数、社会人になってしばらくして子どものことを考え始める頃とした人が約2割いた。
本件のお問合わせ先
コミュニケーション部門
email: tokyo.pr@roche.com