日本ヒューレット・パッカード、「データベース改革推進アライアンス」パートナー拡大に関する記者説明会を開催

2011.10.07
 日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下日本HP)は、「データベース改革推進アライアンス」のアライアンスパートナーを拡大し、新たにシステムインテグレーター6社が参画することを発表した。
 説明会ではまず吉谷 清氏(日本HP常務執行役員エンタープライズアライアンス営業統括本部長)が「SIパートナー様と進めるデータベース改革推進」について説明。既存システムからクラウド化へ向けて移行容易性の確保(ロックリリース)が必須であり、今回データベース(以下DB)改革推進アライアンスにシステムインテグレーターが参画することで、DB標準化に向けた施策を進めていくと述べた。
 次に山中伸吾氏(日本HPエンタープライズサーバー・ストレージ・ネットワーク事業統括サーバーマーケティング統括本部製品戦略室室長)は4月のDB改革アライアンス発表以降のお客様からのフィードバックを受け、「お客様の身近な存在であり、日本を代表するシステムインテグレーターに今回声をかけた」と語り、「技術情報共有」「マーケティング情報共有」「検証機材の貸出、共有デモセンター」を目的とし、日本HP大島本社にてすでにキックオフしたと報告した。
 続いて、今回新たにDB改革推進アライアンスに加わった6社から、それぞれサービス内容の説明が行われた。その中で、福岡 寛氏(株式会社日立ソリューションズ執行役員)は長年培ったHiRDB開発の技術力を生かし、最近では医療系レセプトシステムにも着手していると述べている。
 新しく加わった株式会社日立ソリューションズ、伊藤忠ソリューションズ株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社NTTデータ、TIS株式会社、東芝ソリューション株式会社、6社を含め、DB改革推進アライアンスの参画は全12社。同氏は「それぞれの得意分野を生かし、一丸となって少しずつ変革していきたい」と述べた。