MRI
吸着事故なくMRI検査を行うためのMRI用磁性体検知器MAGGUARDシリーズのⅡが3種類、2022年より市場にお目見えした。MRI検査前のチェックには金属探知機などが用いられることが多いが、通常の金属探知機は金属と非金属を見分ける機械の為、磁性体か非磁性体かの区別ができず、現場スタッフがスクリーニングに戸惑う場面も多々あった。MAGGUARD IIは自社開発した超高感度磁気センサシステムiMusを用いて、安全性と、検知力を兼ね備えたシリーズだ。3タイプあり自立型のSⅡ、壁掛けタイプのWⅡ、そしてハンディタイプのHⅡがあり、病院や患者様の状況により使い分けることができる。SⅡとWⅡは専用マットの上に立つだけで全身をスキャンしてくれ、HⅡは車いすを使っている患者様の場合に、車いすの影響を受けずにスキャンできるような設計になっている。
医療情報システム
早く・簡単に・リーズナブルに医療画像情報の共有のサポートをするSonic DICOM PACS。クラウド、サーバー(オンプレミス)、また診断にも使える医療機器認証を取得している3種類がある。例えば心臓外科手術が可能な病院に救急搬送される場合、救急車の到着を待たずに搬送先の病院で画像情報の確認が可能になり、受け入れのための体制を整えておくことができる。クラウドサービスに関しては医療機器非認証システム、認証システムともにセキュリティがしっかりしており、医療用情報を扱うにふさわしいシステムだ。料金体系も明確で、容量と同時アクセス可能な人数でわけられているため、必要に応じて使いやすく、他施設共同研究でも活用されている。
フジデノロ ブースNo.C4-04
ヘルスケア事業部長からのひとこと
今年のブースでは、「MAGGUARD」の全ランナップが新しく生まれ変わり、新機種を展示しております。また、クラウドPACS「SonicDICOM PACS MD」の新たな事例紹介や、放射線治療用患者固定具・QAファントムの展示、さらに新製品の卓上空気除菌装置「eLENA Lin」の展示など、画像診断と放射線治療分野において信頼できる製品と技術を提供していきます。
「MAGGUARD」
磁性体検知器MAGGUARD(マグガード)は、全てのラインナップにおいて3次元配置した超高感度磁気センサiMus(イムス)を搭載し、より利便性の高い磁性体検知器として生まれ変わった。MAGGUARD-S Ⅱ(スタンド)、MAGGUARD-WⅡ(壁掛け)は、iMus による感度の向上、AIによる感度調整の自動化、ダッシュボードアプリによる設定確認・変更ができ、様々な環境・ニーズに合わせた運用が可能。MAGGUARD-H Ⅱ(ハンディー) は、iMus センサ位置を2カ所にし、検知範囲を広げ、効率的なスクリーニングが手軽に行える磁性体検知器となっている。
「SonicDICOM PACS MD」
「SonicDICOM PACS MD」は、DICOM サーバー機能とWeb ブラウザでのDICOM ビューアを備えたソフトウェア。閲覧用のPC にソフトウェアをインストールする必要はなく、Web ブラウザの閲覧環境さえあれば院内のどの場所でも利用できる。
本製品は2020 年12 月より、薬機法認証クラウドPACS のサービスを開始し、同サービスにより、サーバーレスでの診療のみならず地域医療連携やグループ施設間での画像共有も容易に構築することが可能となっている。
また院外での画像参照ニーズの高い在宅医療や訪問診療施設での運用事例も増加している。
「eLENA Lin」
「eLENA Lin」は、UVC 空気除菌措置の新製品で、対面会話シーンでの飛沫をパワフルに吸引し、空
気中の飛沫・ウイルスを日本製HEPA フィルターとUVC LED で、捕集&不活性化を行う感染症対策製品である。
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