医療機器スタートアップの株式会社ビードットメディカル（本社：東京都江戸川区 代表取締役：古川卓司 以下ビードットメディカル）は、ベンチャーキャピタルや事業会社を取引先とした第三者割当増資および融資にて、シリーズAラウンドで累計17億円を調達した。
ビードットメディカルは先日、シリーズAの資金調達目的としていた超小型陽子線がん治療装置の原理実証に成功したことから、エクステンションラウンドを含むシリーズAを完了した。今年4月の保険適用拡大に伴い陽子線治療への注目度が高まる中、誰もが陽子線治療を選択できる社会の実現を目指し、一日も早い装置販売に向けて取り組んでまいります。
※2022年5月16日付プレスリリース「超小型陽子線がん治療装置の原理実証に成功」
https://bdotmed.co.jp/news/20220516
主な引受先
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
三菱UFJキャピタル株式会社 他
ビードットメディカルについて
株式会社ビードットメディカルは、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所（以下、放医研）初のベンチャー企業で、放医研で培った高度な技術と経験を活かし、「超小型陽子線がん治療装置」を開発しています。東京都江戸川区に本社を持ち、日本の技術革新力で世界に挑戦します。
従来の装置構造とは全く違う、陽子線を任意の角度に曲げるという技術を用いることで、装置をX線治療装置と同程度まで小型化・低価格化します。これまでスペースやコストを理由に陽子線治療の導入が困難であった病院への導入を可能にし、陽子線治療へのアクセス向上を目指しています。
お問い合わせ先
株式会社ビードットメディカル
URL：https://bdotmed.co.jp/
TEL ：03-6803-8731
