『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』第17回

2012.01.17

『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』は、
メーカご担当者様に注目製品だけでなく、ご自身についても
語っていただくコーナーです!
第17回は、合同会社医知悟 村本亜希菜氏に
遠隔画像診断専用の通信BOX『iCOMBOX』について
ご紹介いただきました。 

図1 iCOMBOX
図2 設置例1
図3 設置例2

●貴社製品についてのご質問

・貴社製品についてお教えください。
遠隔画像診断を行う現場の読影医や、画像診断を必要とする医療機関に遠隔画像診断専用の通信BOX「iCOMBOX」をご提供しています。
インターネットとPC があれば、「iCOMBOX」を置くだけですぐに遠隔画像診断を開始することができます。

・その製品の特徴をお教えください。
「つないで診よう」を合言葉にインターネットとPC だけで利用でき、高度なセキュリティレベル、導入しやすい料金体系を基に「一人からでも始められる」遠隔画像診断用のインフラサービスを提供しています。
現在は全国200ヶ所、月間40,000件以上の遠隔読影業務に利用されています。

・その製品を初めて見たときの一番の驚きはどこですか。
「iCOMBOX」のコンパクトさに驚きました。
大判辞書くらいの大きさで、紙袋に入れて移動していることもあるくらいです。
デザインもシンプルなので自宅にも置きやすいなと思いました。

・その製品を導入されたお客様からはどんな反応がございますか。
やはり、はじめは「iCOMBOX」の小ささ、簡単に設置ができることに驚かれることが多いようです。
利用し始めてからは、高度な画像診断・レポーティング機能、ワークフロー管理、業務管理などの多彩な機能に評価を頂いています。

・その製品はどのような場所での活躍が期待できますか。
医師不足、へき地利用などの従来の利用形態はもちろん、「(画像診断医)一人で利用を開始したい」、「これまでの繋がりを大事にしたい」といったニーズに応え、拡がっていければよいと思っています。
産休・育休中の先生方がお仕事を続けられるツールとして活用いただいていることは、女性の立場としても嬉しく思います。
また、インターネットがあれば使えるメリットを生かした海外での活躍が始まっています。

・今後その製品はどのように発展していき、どのような分野に活躍の場を広げていくとお考えですか。
遠隔画像診断のツールとしてだけではなく、画像診断医の業務分析機能、症例データベース情報のご提供や、画像診断医のコミュニケーションツールとしての利用など、付加価値あるサービス提供を模索しています。
個人・クリニックから大病院までを医知悟でつなぎ、地域をつなぎ、世界をつなぎ、多くの方に「つないで診よう」を体感していただければと思います。

●ご担当者様自身についてのご質問

・休日は何をされていますか。
お買い物や、一週間の間にあった出来事を友人と報告しあったりしています。

・おすすめのリラックス方法は何ですか。
美味しいものを食べることと、料理をすることです。
料理をすることは集中する時間と達成感を味わうことができます。

・おすすめの旅行先をお教えください。
京都です。
着物を着付けてもらっての散策は、非日常を味わうことができ、リフレッシュすることができます。

・血液型をお教えください。
RHマイナスのA型です。
怪我と事故には気をつけています。

・人生を変えた一言があればお教えください。
「初志貫徹でなくてもいい」
大学時代の恩師から言われた言葉です。
その言葉をいただき、いろいろなことに縛られていた自分に気づき、自分を見つめ直すきっかけになりました。
それ以来、柔軟さを身につけられたように感じています。

・人生を変えた本があればお教えください。
「おはなしアンデルセン」という絵本です。
この本に出会ったことで、読書が好きになりました。
今も大切にしています。

・座右の銘をお教えください。
「初心忘れるべからず」です。
何事も環境に慣れてしまうばかりでなく、常に緊張感や謙虚さを忘れずにいたいと思っています。

・今後の目標をお教えください。
人と人とのつながりを大切にしている医知悟の一員として、今以上に繋がりを体感できるよう、コミュニケーションツールを増やすことを目標としています。
海外での活躍も期待されているので、まずは英語を学び直したいと考えています。

合同会社医知悟
業務部
村本亜希菜
URL:http://www.ichigo-llc.co.jp/