『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』第21回

2012.05.01

『Trend Frontier ~担当者に聞く 機器&日常のススメ~』は、
メーカご担当者様に注目製品だけでなく、ご自身についても
語っていただくコーナーです!
第21回は、電気硝子建材株式会社 鳥飼 富雄氏に
『放射線遮蔽用ガラス LXプレミアム』について
ご紹介いただきました。


図1 LXプレミアム 断面写真
図2 京都大学附属病院 計画治療CT室
図3 聖路加国際病院 アンギオ室
●貴社製品についてのご質問

・貴社製品についてお教えください。
 放射線遮蔽用ガラスです。

・その中で今いち押しの製品をお教えください。
 放射線遮蔽用ガラス「LXプレミアム」です。

・その製品の特徴をお教えください。
医療従事者の健康を守る放射線遮蔽用ガラスです。優れた遮蔽性能を持つ鉛ガラス(LX-57B)の両面に特殊カバーガラスを貼り合わせた多層構造のガラスのため、鉛ガラス特有の悩みとも言える日常のメンテナンスでの水分付着、または、薬品や血液の飛沫によるガラス表面のくもり汚れが発生しません。

・その製品を初めて見たときの一番の驚きはどこですか。
 合わせガラスとは思えない、クリアな透明度です。
 従来の放射線遮蔽用の鉛ガラスとはまったく異なり、見やすく、清潔感があります。

・その製品を導入されたお客様からはどんな反応がございますか。
 普通の窓ガラスのようにガラスクリーナーや洗剤によるクリーニングが可能なので、メンテナンスが非常に簡単なのがありがたいと好評です。さらに、くもりの心配がないということは、いつも視界が良好ということなので、ストレスなく診断・撮影ができるという点で高くご評価いただいております。

・その製品はどのような場所での活躍が期待できますか。
 X線やCT、アンギオの検査を行う放射線検査室と操作室の間の窓(操作窓)や扉の覗窓、清掃や殺菌消毒を頻繁に行うハイブリッド手術室やレントゲン室の操作室窓、ガラス部に触れることの多い、また、振動や衝撃が加わりやすい扉の窓などです。

・今後その製品はどのように発展し、どのような分野に活躍の場を広げていくとお考えですか。
 私たちの親会社である日本電気硝子は特殊ガラスの一流メーカーで、さまざまな新材料や新プロセスの開発を進めています。LXプレミアムも「複合化技術」と呼ばれる、ガラスに新しい機能や特性を付加する技術(膜加工や貼り合わせ等)から誕生した製品で、高機能ガラスのひとつです。医療機器や技術の進歩に伴って要求される快適な医療現場に合わせて、新しい高機能ガラスが誕生し、さらに貢献できると考えております。


●ご担当者様自身についてのご質問

・休日は何をされていますか。
 ジョギングです。朝・昼・晩、1時間ずつ走って、体が鈍らないよう努めています。

・おすすめのリラックス方法は何ですか。
 やはり適度な運動です。
 また、リラックスではないですが気分転換の方法として、体調が優れない時、日頃愛用しているチェック柄ではなく、真っ白のパリッとしたワイシャツを選びます。気が引き締まるので効果的です。

・おすすめの旅行先をお教えください。
 伊豆や箱根の温泉が最高です。特に、下田がおすすめです。

・血液型をお教えください。
 O型です。

・座右の銘をお教えください。
 「日々明るく、日々勉強、日々情報入手」です。

・今後の目標をお教えください。
 ずばり、全国の病院にLXプレミアムを採用していただくことです!

日本電気硝子㈱代理店
電気硝子建材株式会社
管理部
鳥飼 富雄
URL:http://www.negb.co.jp