公益社団法人日本放射線技術学会 中部部会 部会セミナー
第15回CT立山セミナー
●テーマ
「ワイドカバレッジ時代の幕開け」~さらなる多列・高速化がもたらすものとは?~
X線CT装置は、過去10年の間にシングルCTから64列のMDCTへと進化し、320列ADCT(AreaDetectorCT)まで登場してきた。X線検出器の検出器列の増加によるカバレッジの拡大やガントリの回転速度の上昇は、撮影の高速化をもたらし、医療現場では検査精度の向上を目的として撮影範囲を従来よりも広く設定する傾向が見られるようになった。また、ワイドカバレッジCTでは、コーン角の影響やヒール効果、そして散乱線の影響などによる画質の劣化、更には撮影領域外のX線被ばくの問題など、多くの問題も抱えている。今回はワイドカバレッジならではのメリット、デメリットについて勉強したい。恒例の参加者全員で「チャレンジ!!アーチファクト甲子園!」も開催する。
●日時
平成26年7月12日(土)、13日(日)
●会場
立山国際ホテル
TEL:076-481-1111
URL:http://www.tatekoku.com/
●募集人数
60名程度(人数多数の場合は先着順)
●集合場所
JR富山駅北口12:00(送迎バスあり)
自家用車の場合は現地に13:00まで
●参加費
会員:15,000円、非会員:18,000円
(1泊2食、会場費、入湯税、資料代等含む)
●応募方法
所属、氏名、会員・非会員の別、電話番号、メールアドレス、集合場所(富山駅or現地)を明記の上、電子メールで申込み。
連絡先:E-mail chubu_ct@hotmail.com
(確認メールが1週間経ってもない場合は下記に問い合せ)
●締切
平成26年6月27日(金)16:00まで
※CT認定技師/10ポイント、肺がんCT検診認定技師/7ポイント、の参加ポイントが付加される。
●主なプログラム概要
1日目
≪基礎編≫
○13:30~14:20
CT研究会世話人報告
「ワイドカバレッジCTの物理特性」
≪臨床編≫
○14:30~15:30
「ワイドカバレッジCTの使用経験」
東芝ユーザー:医療法人社団浅ノ川 浅ノ川総合病院放射線部 高田光雄
フィリップスユーザー:射水市民病院放射線技術科 加藤 将
≪教育講演≫
○15:40~16:30
「ワイドカバレッジCTを臨床で使いこなす~Aquilion ONEとDefinition Flashを使用して~(仮題)」
名古屋市立大学病院中央放射線部 大橋一也
≪イブニングセミナー≫
○20:00~21:30
参加型企画
“チャレンジ!アーチファクト甲子園”
2日目
≪メーカ トピックス≫
○8:50~10:30
ワイドカバレッジを含めた各社最新情報
東芝、日立、GE、SIEMENS、Philips 予定
≪15回記念 特別講演≫
○10:40~11:50
「CT検査における患者被ばく線量の推移と現状」
日本放射線技術学会中部部会 部会長 鈴木昇一
解散
○12:00
(送迎バスの富山駅到着は13:00の予定)
●お問い合せ先
富山大学附属病院
放射線部 伊藤 一
E-mail:hajime@med.u-toyama.ac.jp
TEL:076-434-2281(代)