2015年10月17日に第四回加齢画像研究会(Society for Aging Image 以下、SAI)が開催される。
■SAIとは
世界有数の長寿社会となった我が国では、生目予後だけではなく、そのQuality of life(QOL)の向上が望まれている。加齢を解剖学的あるいは形態学に研究する方法として画像は必要不可欠だ。近年の画像診断装置の進歩は著しく、形態だけでなく機能を評価できるようになった。さらに、画像解析装置を使うことで、3次元画像表示法を用いて顔面軟部組織や表在構造物を立体的に把握することが可能になり、見た目の加齢性変化を客観的評価ができるようになった。画像にはCTやMRIだけでなく、超音波ドプラー・エラストグラフィ、サーモグラフィ、デジタル写真など種々ある。
加齢画像研究会は種々の画像診断を抗加齢医学や美容医学と結びつけることで、画像診断学が抗加齢・美容医学に対する科学的根拠の確立へ貢献することを目的に活動してきた。
SAIは今年で第四回を迎える。放射線診断医、美容外科医、形成外科医、解剖学者、歯科医、医療工学者、診断放射線技師、臨床検査技師、医療機器メーカ、化粧品メーカなど幅広い人々の参加によって活動している。多くの人々が知見や経験を持ち寄り、闊達な討論をすることで、更なる発展を目指す。
□開催日:2015年10月17日
□会場:御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター
□当番世話人:奥田逸子(国際量福祉大学三田病院放射線診断センター准教授、加齢画像研究会代表世話人)
□ホームページ:http://www.sai-eiis.org/
◆お問い合わせ先
加齢画像研究会運営事務局
神奈川県川崎市宮前区菅生1-19-6-208 EIIS事務局内
MAIL:support@eiis.or.jp
TEL&FAX:044-975-5351