IVR(動脈塞栓術)を用いたがん治療を提供する「りんくう出島クリニック」(大阪府泉佐野市、堀篤史院長)が、10月1に開院した。
IVRは、抗癌剤量が少なく体への負担が少ないため、手術や放射線治療、全身化学療法を受けられなくなった患者にも行える。その技術の発達に伴い、癌患者の予後の延長、QOL(生活の質)の改善にもつながっている。しかし、IVRのみでは十分な治療効果が得られないこともあり、温熱治療や免疫治療、腫瘍休眠療法、漢方治療、食事療法などをうまく組み合わせることが必要になる。同院では、閉塞感のあるがん治療の分野に道を開くことを目標に、より良いがん治療を実践するという。
<りんくう出島クリニック>
住所:〒598-0048 大阪府泉佐野市りんくう往来北1番地 りんくうゲートタワービル12階
TEL:072-493-8870
URL:http://www.igtc.jp/dejima/index.html