エルピクセル、医療画像診断支援AI「EIRL」、クレアボ・テクノロジーズとの販売提携契約を締結

2024.06.03

 エルピクセル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:鎌田富久氏、以下「エルピクセル 」)と丸紅株式会社100%子会社であるクレアボ・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 理一氏、以下、「クレアボ」)は、画像診断支援AI「EIRL」シリーズの販売提携契約を締結した。今後は双方の製品およびサービスの販売において連携を進め、それぞれのノウハウと販売網を活用しながら、共に医療AIのさらなる普及を目指していく。

販売提携の概要

 エルピクセルはAI画像診断支援領域でのフロントランナーとして、胸部X線・CT(コンピュータ断層撮影)・MRI(磁気共鳴画像)・内視鏡画像診断支援に関する9製品の医療機器製造販売承認・認証を取得し、これら画像診断支援AI「EIRL」シリーズはこれまで630施設以上に導入されてきた。2024年1月には、開発、薬事承認・認証申請、販売までを自社内で担ってきたノウハウを生かし、パートナー企業の製品化・販売を支援する「EIRL AI パートナープログラム」を開始するなど、自社のみならずパートナー各社を巻き込みながら、医療AIの社会実装に取り組んできた。
 クレアボは、「大切な人へ、未来の医療を、共に」という企業理念のもと、67カ国・地域130拠点に展開する丸紅株式会社のグローバルネットワークから、AIを活用した新しい医療機器の発掘から医療機器製造販売承認・認証の取得、輸出入支援、機器の販売・流通におけるマーケティングに至るまで、包括的なソリューションを提供してきた。2022年3月には自社で胸部CT画像読影支援ソフトウエアの医療機器製造販売認証を取得した。現在は取り扱い製品数を増やし5製品を提供している。
 今回の販売提携により、エルピクセルのEIRLシリーズをクレアボが有する販売網を活用し拡販を開始する。今後は両社が互いの製品を販売ラインナップに追加し、各々の販売網を通じて医療機関に順次提供する予定である。医療現場の課題解決に向けて、パートナー同士が相互に補完し合い、よりスピーディーにより多くの選択肢を医療機関に届けるなど、医療AIの社会実装を推進していく。

お問い合わせ

エルピクセル株式会社 広報担当
TEL:03-6259-1713 Email:pr@lpixel.net

クレアボ・テクノロジーズ株式会社 営業企画部
TEL:03-3282-4258
E-mail:clairvoinfo@clairvotech.com