富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一氏)は、AI技術を活用した内視鏡診断支援機能「CAD EYE(キャド アイ)」の下部消化管用ソフトウェア「EW10-EC02」が、6月1日から診療報酬の加算対象となることが、厚生労働省より公表されましたのでお知らせする。
「CAD EYE」は、富士フイルムがAI技術を活用して開発した内視鏡診断支援機能である。内視鏡検査時に病変が疑われる領域をリアルタイムに検出して医師の診断を支援する。
富士フイルムは、2020年に「CAD EYE」の第一弾として、大腸内視鏡検査におけるポリープなどの病変検出および鑑別を支援するソフトウェア「EW10-EC02」を発売した。
富士フイルムは、2022年には、胃腫瘍性病変や食道扁平上皮癌が疑われる領域の検出を支援するソフトウェア「EW10-EG01」を発売し、「CAD EYE」の対象領域を下部消化管から上部消化管まで広げ、内視鏡検査においてAI技術を積極的に活用している。
今後も、さまざまな医療現場のニーズにこたえる幅広い製品・サービスの提供を通じて、さらなる診断の効率化と医療の質の向上、人々の健康の維持・増進に貢献していく。
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