日本電気硝子
4/14、ブース速報更新しました!
放射線遮蔽用ガラス「LXプレミアム」は、鉛ガラス表面のヤケ(くもり)の心配がほとんどないのが特長。拭きすじ状の
くもりが発生せず、水拭きが可能なため手軽にクリーニングができる。
これまでの放射線遮蔽用鉛ガラスと同等の遮蔽性能を備えながら、ガラス表面にキズがつきにくく、衝撃安全性にも優れている。薬品などが付着しやすい血管撮影室やハイブリッド手術室の操作窓に最適。
本製品は4月13日からパシフィコ横浜で開催される、ITEM in JRC 2012(ITEM2012 国際医用画像総合展)で展示予定である。
●ITEM2012 日本電気硝子ブースのみどころ
薬品の飛散や水拭きなどによるヤケ(くもり)が発生しない放射線遮蔽用ガラス「LXプレミアム」を中心に出展。検査室を模した部屋をつくり、「LXプレミアム」を使った操作窓とかまち扉を展示し、ストレスを感じさせない透明度の高さや良好な視界、簡単メンテナンスが実際に体感できる展示を行う。その他、鉛フリー放射線遮蔽用ガラス「LFX-9」や、新しい放射線遮蔽衝立も紹介。
詳細レポートは、RadFan2012年6月号(5月末刊行)に掲載いたします!
LXプレミアム(放射線遮蔽用ガラス)
LFX-9(放射線遮蔽用ガラス)
Pro-GR(ガンマ線遮蔽用ガラス)
ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報
「LXプレミアム」は、鉛ガラス特有の水ヤケ(くもり)が表面に発生しないことが大きな特長である放射線遮蔽用ガラス。
同社の鉛ガラス「LX-57B」を特殊カバーガラスで挟む多層構造により、水拭きによるヤケ(くもり)は発生せず、破損時にも飛散しにくいというメリットがある。
水拭き・ガラスクリーナー等でのクリーニングも可能で、メンテナンス性が高く、薬品などが付着しやすい血管撮影室やハイブリッド手術室の操作窓に適している。最大寸法は1200×2600mmで、X線テレビ室やCT室の監視・操作窓に採用することで視野が広がり、操作性への向上が期待される製品だ。
ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報
LFX-9(エルエフエックス・ナイン)は、原料に鉛を含まない放射線遮蔽用ガラス。
遮蔽性能は0.5mmPb(X線管電圧50kV、80kVの場合)。
3枚の特殊ガラスを安全フィルムで貼りあわせており、衝撃に強い。
鉛を使っていないという点も、環境に優しく安全性に優れている。
また、鉛フリーのために一般の窓板ガラスと同等の高透明度を持ち、クリアな視野が得られるため、
マンモグラフィの操作機器に取り付けられた衝立の遮蔽ガラスなどに適している。
ITEM in JRC 2012 (ITEM2012 国際医用画像総合展)製品情報
Pro-GRは、PET検査室用に、ガンマ線の遮蔽性能に特化した遮蔽用ガラス。
原子力施設向けの超高鉛ブロックガラスと同等の酸化鉛含有量70%のガラス素材で作られており、高い放射線遮蔽性能を持っている。
ITEM in JRC2012では実機展示は行われていないが、注目度の高い製品としてアピールされていた。写真は京都府立医科大学附属病院での使用例。