【JRC2012スペシャルレポート】その3 特別企画講演1:ワインの味わいの本質 米虫 敦先生(関西医科大学放射線科)より
米虫 敦先生(関西医科大学放射線科)よりJRC2012の速報をいただきました!
2012.04.13
日本医学放射線学会総会1日目の注目講演は、何と言っても「特別企画講演1:ワインの味わいの本質」である。
講師はミシュランの三つ星レストラン、シャトーレストラン・ジョエル・ロブションのシェフソムリエ、信国武洋先生である。「シェフ」とはフランス語で「チーフ」という意味で、シェフソムリエとは、つまりチーフソムリエの意味だとのことです。
講師はミシュランの三つ星レストラン、シャトーレストラン・ジョエル・ロブションのシェフソムリエ、信国武洋先生である。「シェフ」とはフランス語で「チーフ」という意味で、シェフソムリエとは、つまりチーフソムリエの意味だとのことです。
本講演の最大の特徴は、講義中にワインのテイスティングを行うと言うこと。白ワインを2種類。赤ワインを2種類。合計4種類のワインを信国先生の講義を聴きながらテイスティングした
図1 先着100名はワインのテイスティングができる。
呈示された白ワインのうち1本は「Thomas Fogarty 2008 Gewurztaminer Monterey」。これは、フォガティカテーテルの開発者であるトマス・フォガティ博士が設立したワイナリーで作られているとのこと。カテーテルとワインの意外な関係に、驚きました。
信国先生の軽妙な語り口に良いながら、美味しいワインにも酔っ払い、気がつけばあっと言う間の50分間の講演でした。先着100名に4種類のワインのテイスティングと言うことで、合計400脚のワイングラスが用意された講演であり、他ではできない貴重な体験をすることができました。
信国先生の軽妙な語り口に良いながら、美味しいワインにも酔っ払い、気がつけばあっと言う間の50分間の講演でした。先着100名に4種類のワインのテイスティングと言うことで、合計400脚のワイングラスが用意された講演であり、他ではできない貴重な体験をすることができました。
質疑応答のコーナーで筆者は、ワインを人工的に熟成させるグッズ「クレ・デュ・ヴァン(ワインの鍵)」について質問をさせていただいた。このグッズは、ワインに微量の金属を溶かし込むことでワインをまろやかにして、擬似的にワインの熟成をシミュレーションするもので、あまり体に良くないと、コメントをいただいた。
図2 今回提供された4種類のワイン。左からCHATEAU LAGRANGE 2009、CHATEAU LAGRANGE 2001、
ESTATE CHARDONNAY Santa Cruz Mountains 2008、Thomas Fogarty 2008 Gewurztaminer Monterey。
一番右がフォガティ博士のワイナリーの白ワイン。
ESTATE CHARDONNAY Santa Cruz Mountains 2008、Thomas Fogarty 2008 Gewurztaminer Monterey。
一番右がフォガティ博士のワイナリーの白ワイン。
図3 講演に合わせてワインが注がれていく
図4 4種類のワインを飲み比べる。おつまみにチーズが欲しくなります(^_^;)