AZE VirtualPlace PHOENIX(ビューア)

2012.04.14

日常診療での使いやすさを最大限に重視し、高い操作性と高速処理を持ち、オート処理とマニュアル操作を適材適所に処理可能なシステム。

MacOSでも動くAZE VirtualPlace PHOENIX

特長的なのが、マルチモダリティフュージョン比較機能。撮影時期の異なる2つの画像を、生データから再構成して同一断面を表示し、非剛体レジストレーション技術による位置合わせを行うことで、術前術後の腫瘍径の変化などがわかりやすく表示される。複数の画像処理を同時に行なっていながらも、表示速度は1秒程度と高速。

術前術後の腫瘍径の変化

独自開発のハイブリッドレジストレーションを搭載。製造メーカが異なるシステムや装置のデータでも、過去画像のデータを高精度かつ自動で重ねあわせが可能。CT同士の重ねあわせの誤差は1mm以下という。

CTとMRIの画像の重ね合わせ

PHOENIXは、通常版(AZE VirtualPlace雷神TWINのパワーアップ版とPHOENIXの融合システム)と、Pバージョン(既存のAZE VirtualPlace風神・雷神以上のシステムにオプションとして連携)のいずれかを選択可能。来場者からの反響は大きく、6月以降に2施設導入予定、開催1日目の時点で40件以上のデモ依頼があったという。

PHOENIXは、ベンダーを問わずに同化していく技術を備えているシステムであることにちなんで、マスコットのWINちゃんとPHOENIXが同化しているイメージキャラクターとなっている

PHOENIXプレゼンテーションの様子