その他
東洋メディックのブースでは自社開発製品である骨密度測定装置「B-Cube」が反響をよんでいた。
「B-Cube」は前腕骨専用の骨密度測定装置。
約15秒という高速の測定が可能。オープンな測定部は、腕や手首を伸ばしたままの測定が可能で、被検者に優しい作りとなっている。
さらに、測定結果から作成される測定レポートは被検者にわかりやすく表示されるため、医師から患者へのより理解しやすい説明を手助けしてくれる。
また、「B-Cube」は従来の「DTX-200」のデータを引き継ぐことができるようになっているため、ITEM2013での初お披露目以降、早くも注文やデモの要望が多数寄せられているという。
その他
「Discovery」HOLOGIC社製のX線骨密度測定機。
本製品は従来の骨密度に加え、脊椎骨折分析機能を追加した機器である。より正確な骨折リスクの診断が期待される。
ベッドタイプのDXA装置でベッド・アーム共に可動式であるため、被検者にかかる負担を軽減している。
シングルエネルギーでありながら、脊椎全体でわずか10秒という測定時間を実現。それにより、被ばく極低量にとどめている。
また、短い測定時間であるにもかかわらず、精度が高く、再現性の高い値を得ることができる。腰椎や大腿骨、骨盤などの撮影に適しており、大人だけでなく小児や小動物の撮影も可能。大学病院からクリニック、メーカーなどでも使用されている。
【ITEM2013 東洋メディック ブースインフォメーション】
Cブロック
ブースNo.201
RaySafe i2
リアルタイム被曝測定システム
RaySafe i2は、リアルタイムで個人被曝線量を測定・表示するシステムで、タイムスタンプ付のデータは積算線量等の履歴管理や分析に有効である。医療従事者一人ひとりの被曝線量情報は、タッチ操作で自由に確認することができ、不必要な線量被曝を抑制する上で、各自が放射線防護のアクションをとる際の手助けとなる。
X線骨密度測定装置 B-Cube
B-Cubeは東洋メディックが自社開発した新型X線骨密度測定装置。DXA方式で線量を抑えつつ、ファントムによる変動チェックで高い精度管理を実現。
測定時間約15秒と高速なだけでなく、スキャニングからROI検査までコンピュータ自動制御のため、受診者・検査者双方の負担軽減に貢献。開放的な測定部設計は、腕や手首の曲がりにくい受診者にもやさしい測定が可能となっている。
2013国際医用画像総合展にて発表予定である。