医療情報システム
ネットワーク型マルチモダリティ対応線量管理システム“RadimetricsTM”は、CTやアンギオ装置などのDICOMデータを取得し、患者別の被ばく線量データを自動で集計、分析、保存及び院内ネットワーク上で参照できるシステムである。 患者の検査データを元に、照射範囲や管電圧の数値を変更し、各部位への被ばく量を比較・シミュレーションすることが可能。また、端末使用者ごとにダッシュボードを編集し記憶させ、次回以降、端末を起動してすぐ、普段使うデータを読み込むことが可能な点も特徴のひとつとなる。
日本では、今回のITEM2014が初の発表の場であり、今年夏頃の販売開始を目指すという。アメリカでは2010年より販売が開始されており、ACRでの大規模調査に適応したシステムとして、100施設以上に導入されている。
【ITEM2014 日本メドラッド/バイエル薬品ブースインフォメーション】
ブースNo.253
線量情報管理システムRadimetricsTM
今年もバイエルラジオロジー&インターベンショナルでは新製品の発表を予定している。日本では初めての展示となるX線線量管理システムRadimetricsTMも注目を集めている製品のひとつである。CTやアンギオ装置等の検査装置から出力されるDICOM情報を受信して、X線線量に関する情報を取得、分析、保存及びWeb参照を可能としたシステムで、海外では既に多くの稼働実績があり、今後、X線線量データ管理を始めるご施設をサポートしていくことが期待される。