その他
日本で初めて販売されることとなったMR装置対応のレーザーシステム。
MRIに連結させることで、従来よりも精度の高いCT画像とのFusion画像の作成を可能にした。
本システムはCT画像から同じポジショニングで撮影できる空間座標を読み取る。空間座標は、レーザーポイントで指示されるので、それにあわせてMRI撮影を行えば良い。
MRIでの撮影は、撮影位置がCT撮影よりも低くなるので、整合性の高い画像を撮影するためには、MRIに付属されている天板ではなく、専用の天板が必要となる。
同社では、本レーザーシステムと同時に、各メーカーの装置に対応した天板を用意。今まで以上のクォリティで画像統合ができる本システムに注目が集まっている。
その他
現在、開頭手術や開腹手術を行う場合には、画像診断との併用が常識となりつつある。
そのようななか、医療従事者からも「アンギオ装置寝台を用いて、脳外領域に特化した天板及びデバイスを付けて、サージカルインターベンションを行いたい」という声が強く挙がり、開発されたのが本製品だ。
開頭手術には頭部の安定固定が必要なため、寝台にはスカルクランプなどの開頭手術用の固定デバイスを取り付けられるように加工が施されたエクステンドレールシステムを採用している。もちろん材質はカーボン、アルミで構成されているので、治療や診断の妨げにならない。
使用しているアンギオ装置の形状に併せて、NSI-600(NeuroTop用)またはNSI-650(CardioTop用)の2種類があり、現在はフィリップス社の寝台に対応。今後他メーカの寝台に合うタイプのラインナップの拡充を図る予定。
その他
好評だった従来品の長所を更に磨きあげ、新たに発売された3D/DSA対 応頭頸部固定クランプCollateral RAS-500。
新たに独自のフリーボールジョイント機構を採用することで、従来よりも自由な頭部撮影領域の固定が可能になり、患者の肉体的負担を軽減できるようになった。
ヘッドホルダーに使われているドライカーボンはX線吸収が極めて低く、DSA撮影や3Dローテーション撮影の際に高いコントラストを確保する。
ヘッドホルダークッションはマジックテープによる着脱式になっており、洗濯や交換も可能となっている。
【ITEM2014 メディカル・エキスパート ブースインフォメーション】
ブースNo.245
DORADO nova MR3T
MR装置対応の「可動式アライメントレーザー」が、今回日本国内で初めて発売される事となった。
これによりCT、MRI画像のFusionを行う場合の患者の体位及び空間座標を合わせることが出来、より正しい重ね合わせが行える。
MRI対応治療計画天板
Fusionを行う場合に患者の体位を合わせるだけでなく、断面形状を合わせる事も重要である。この為、通常のMRI装置付属の天板ではなく、フラットタイプの天板が必要となる。
今回メディカル・エキスパート社では各メーカー様の装置に合わせ専用設計された天板をご用意。
Collateral RAS-500
アンギオ装置用ヘッドホルダーに、操作性を高めた新型「Collateral RAS-500」が登場。従来品に比べて、天板部分への固定力の向上、カップ材質の改善などを行い、X線透過率を飛躍的に向上。また、新型「ボールジョイント・ロック機構」により、スピーディな運用が可能となった。
ブース情報
一番の見所としては、何よりも国内初登場の「DORADO nova MR3T」実機展示。 世界初のMRI対応可動式アライメントレーザーを実際にご覧ください。
また、新しい製品シリーズ「Collateralシリーズ」の第1弾として新型のヘッドホルダー「RAS-500」、「SA-450」を展示致します。