JRC2014 オススメ演題@富田博信先生(埼玉県済生会川口総合病院)

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):あの人に教えたい!オススメ演題 JRC2014
2014.03.27

JRC2014 「あの人に教えたい!オススメ演題」について
富田博信先生(埼玉県済生会川口総合病院)にお答えいただきました。

 

【4月10日】

後輩に教えたい、教育的セッション
【JRS】JRS企画CTコロノグラフィートレーニングコース2014 ※事前登録が必要なプログラムです
4月10日(木)10:00~18:00(Annex Hall(F203+204,F205+206))
「画像ワークステーションを用いたハンズオンによる診断法の実際」
毎年行われているハンズオンセミナーであるが導入に関しての登竜門としてこれからCTCを始める方、あるいは復習もかねてすでに施行されてる方にも有用。

 
明日からのスキルアップ、自分のためのセッション
【JSRT】CT Cardiac CT:imaging technology/CT検査 心臓CT -撮影技術-
4月10日(木)16:40~17:30(503)
32.0.275s/rot 320列ADCTにおけるフル再構成冠動脈CTA適応(RR-PQ)範囲の検討
高瀬クリニック 高柳知也
33.80列,160列心電同期ヘリカルスキャンにおけるデータ欠損限界時間の測定
益子病院 蒲田淳一
このセッションの2演題では320列CTの理論的な撮影再構成の検証をしているのでユーザーには参考となる。
 
 

【4月11日】

明日からのスキルアップ、自分のためのセッション
【JSRT】Advanced Lecture 5(Imaging 2)/専門講座5(画像工学2)
4月11日(金)12:00~12:40(Annex Hall(F203+204))
「Past studies, current status and future potential on computer-aided diagnosis(CAD)」
CADの過去・現在・未来

 
【JSRT】CT Clinical technology:orthopedics/CT検査 臨床技術-整形-
4月11日(金)9:40 ~ 10:20(503)
111.Examination of tendon detectability in wrist using virtual monochromatic images
岡山済生会総合病院 西山徳深
上肢の健描出にはDual Energyを利用した撮影が可能であるが臨床においてどの程度可能かを知ることができる。シーメンス社製では専用アプリがあるが本研究ではGE社製CTにおいての検討であるのでユーザーは興味深いと考える。

 
【JSRT】CT Dual-energy:clinical application/CT検査 dual-energy -臨床応用-
4月11日(金)17:00~17:40(503)
128.Verification of diluted injection and dual energy for reduction of contrast media . Phantom Experiment 埼玉県済生会川口総合病院 富田博信
混合希釈注入法とDual Energy撮影を用いた造影剤減量のファントムによる基礎検討は、新しい発想で先行研究は無い。

 

【4月12日】

職場で話題にしたい、最新トレンドを学べるセッション
【JSRT】Symposium 3(JSRT-JCS Joint Symposium)シンポジウム3
4月12日(土)13:50~15:50(501)
日本放射線技術学会・日本循環器学会合同企画で、CT、SPECT/PET、MRI、PCIまでの診断から治療まで、虚血性心疾患における診療と技術のハーモニーとして、安全な検査・治療のために知識と技術を共有する目的で開催される。特に、PCI施行医が診療放射線技師に求めることや、PCIにおける放射線技師の役割なども再確認し、自施設院内カンファにおいても話題として提供したい内容である。
 
【JSRT】Scientific Committee Session Symposium学術委員会企画シンポジウム
4月12日(土)8:50~9:50(501)
「For determine the medical exposure guideline(diagnostic reference levels:DRLs) in all japan」医療被ばくガイドライン(DRLs:診断のための参考レベル)策定のために
diagnostic reference levels:DRLsの基礎から、考え方など基礎的なエビデンスから学会や技師会の考え方などのテーマであり、自施設プロトコル作成の一助としたいところである。

 
【JSRT】CT Dose reduction technique:optimization/CT検査 被ばく低減技術-最適化-
4月12日(土)13:50~14:40(503)
286.多施設CT撮影線量調査とフィードバックによる線量の低減・最適化の試み
群馬大学医学部附属病院 福島康宏
線量調査の他施設間データの解析とその最低化の報告で自分の地域でも是非参考にして勧めたいと思う。
 
【JSRT】CT Performance evaluation 2/CT検査 性能評価2
1 4月12日(土)5:30~16:00(414+415)
2214.四肢用高解像度CTの開発:ファントム回転機構による初期検討
金沢大学 市川勝弘
現在のX線CT装置の空間分解能は優れているが、それより高解像度のシステム開発をFPDにより投影数300を用い再構成することにより画像取得。ポイントは高周波強調関数を用いず高いMTFを実現している。今後の開発に期待したい。
 
後輩に教えたい、教育的セッション
【JSRT】Plenary Session : Symposium 2
合同シンポジウム2 4月12日(土)13:00~15:00(Main Hall)
Reduction of medical exposure-balance of instification and optimization
「医療被ばくの低減と正当化,最適化のバランス」
CTの被ばくに関して多方向からの知見を得られると思います。小児CT における正当化と最適化から始まり、CT 検査で患者さんが受ける線量の現状と低減化、低線量放射線の発がんリスクに関するエビデンス、適切な正当化・最適化に向けた取り組みなどの内容ですので初心者からベテランまで勉強になると考えます。
 
【JSRT】Scientific Committee Session Symposium
学術委員会企画シンポジウム 4月12日(土)8:50~9:50(501)
「For determine the medical exposure guideline(diagnostic reference levels:DRLs) in all japan」医療被ばくガイドライン(DRLs:診断のための参考レベル)策定のために
diagnostic reference levels:DRLsに関しての考え方、現状学会、技師会においての現状把握が望めるセッションであり、我々も臨床における線量コントロールの一助としたい。
 
明日からのスキルアップ、自分のためのセッション
【JSRT】Applied Technology Seminar 9/技術活用セミナー9
4月12日(土)12:00~12:50(Annex Hall(F201))
「CardioSimulator Projec -a novel method of manufacturing precise replicas of the heart for education and rehearsal of operation-」
小児心臓外科領域「MSCT 画像データから光造形法と真空注型法を応用した精密心臓レプリカの作成 -手術シミュレーションおよび医学教育への機材をめざして-」
このセッションの2演題では320列CTの理論的な撮影再構成の検証をしているのでユーザーには参考となる。
 
【JSRT】CT Performance evaluation:method/CT検査 性能評価-評価法-
4月12日(土)9:00~10:00(503)
262.周波数特性の異なる画像に適用可能なcontrast-to-noise ratio測定法の検討
静岡県立静岡がんセンター 瓜倉厚志
263.X線CT画像における新たなNPS算出法の考案
群馬県立県民健康科学大学 長島宏幸
このセッションの2演題はCTの低コントラスト特性の評価を新たな手法により周波数特性評価の有用性を検討している。今度のトレンドにも興味がある。
 
【JSRT】CT Performance evaluation:time resolution/CT検査 性能評価-時間分解能-
4月12日(土)11:00~11:50(503)
276.時間分解能測定の誤差要因と補正法の検討
名古屋市立大学病院 大橋一也
時間分解能測定は、以前より報告されているがその誤差の検討はまだないため興味深い。新たな測定法のヒントになることがあるかも?
 

【4月13日】

明日からのスキルアップ、自分のためのセッション
【JSRT】Basic Lecture 11(Imaging)/入門講座11(画像工学)
4月13日(日)8:00~8:50(Annex Hall(F202))
「Programming of image processing using C language, and techniques for high performance processing」
C言語による画像処理プログラミングの基礎と高速化技術
今後画像特性や自作プログラム作成の基礎として学習になる。
 
【JSRT】62nd. Radiation Imaging Section Theme B(CT)/第62回放射線撮影分科会 テーマB:CT
4月13日(日)10:00~12:00(503)放射線防護分科会共催