2010年7月に開始した同社のクラウドサービスは、独自の高速ストリーミング配信により、データセンターに保存された画像も院内のサーバーにある画像と同等の早さで参照が可能で、データのバックアップを行う。定額制のシンプルな料金体系のため、院内サーバに費やすITコストの低減にも寄与する。もちろんセキュリティと耐障害性
は、厚生労働省をはじめとする各種ガイドラインに準拠したシステム設計のため安心して使用できる。
また、iPadに加えてiPhoneやAndroidなどの端末にも対応した画像参照ビューア「Vue Motion」を利用することで、処理速度が遅い端末でも、サーバサイドでの情報処理により動画や2分割比較読影などのデータ量の多い画像の表示もスムーズに行え、救急医療の現場や外部からのアクセス時に役立つ。
この「Vue Motion」は、秋には4分割の画面表示や3D画像処理も可能になる予定とのことだ。