【JRC2014参加レポート】 「Expert Lecture 2/宿題報告2 低線量胸部CT 検診の普及と今後の課題 」 富田博信先生(埼玉県済生会川口総合病院)より

ITEM2014 Report (ITEM in JRC 2014 国際医用画像総合展):JRC & ITEM 2014 参加レポート
2014.04.14

Expert Lecture 2/宿題報告2

 
4月11日(金)14:50~15:50(503) 
座長 群馬県立県民健康科学大学 小倉 明夫
「The spread of low-dose CT screening, and future tasks」
低線量胸部CT 検診の普及と今後の課題          
複十字病院 花井 耕造

 
本講演では、肺がんにおける疫学、検診における統計学的知見などが示された。続いてX線CT装置における肺がん発見の有用性について触れ、我々診療放射線技師が携わる肺がんCT検診認定技師に関して今までの経緯や発足に至るまでの道のりなども説明された。更に、この認定技師が現在実際の現場においての本当に寄与しているかを、肺がんCT検診における線量の低減の実績を調査から得られた結果より示していた。現状での活躍の実効性に関して触れた。今後、肺がんCT検診認定技師は、肺がんの早期発見に大きな貢献をもたらすであろうことも加えて、述べられた。私も、本認定を取得しており、今後更なる検診精度向上に寄与していきたいと思った。