ソフトウェア
画像診断システムMimics Innovation Suiteは、CT、MRI、超音波の2D画像データから3Dモデルを再構築することのできるソフトウェア。
3Dにすることにより患部の曲率、肉厚、屈曲をはじめ、血管のねじれ、2つの3Dモデルを重ね合わせることによるボリュームの定量的比較など、様々なデータを直接測定することができる。
また、操作性の良い各種機能・モジュールを使って、既存の情報に肉付けしたり、複雑な切断箇所の整形なども行え、3Dプリンター用の3Dデータ(STLファイル)を出力することができる。
3Dプリンターそのものの販売はしていないが、ニーズに応じてDICOMファイルからの3D造形の受託、3Dプリント出力サービスも取り扱っているという。
3Dモデルデータ、また3Dプリンターでの実物3D臓器モデル作成によって、複雑な病状に対する術前シミュレーションも容易になり、実際の手術時間短縮を助ける。
ITEM2015 マテリアライズジャパン ブースインフォメーション
ブースNo.121
画像診断装置 Mimics Innovation Suite
マテリアライズは1990年設立以来、工業と医療向けに3Dプリント用ソフトウェアの開発販売および3Dプリント受託サービスを中心に世界各国にビジネス展開してきた。
Mimics®は、医用画像をコンピュータ処理し医療現場において診断・評価を行うための情報を提供するソフトウェアである。豊富な3D画像編集機能をもつMimicsから出力されたデータにより、3Dプリンタで立体造形モデルを作成可能。
2014年11月「画像診断装置Mimics Innovation Suite」として医療機器認証を取得したことにより、今後は医療現場における3D画像診断支援を通して日本の医療技術向上に貢献する。