X線
創立50周年の節目を迎えた同社は、「医療のいちばん近くから、次代を見つめる」のキャッチコピーを挙げ、フィルムで培った技術を核とした様々な製品・サービスの提供を通じて、新たな50年への第一歩を踏み出す。
FUJIFILM CALNEO GL
FUJIFILM CALNEO GLは、全下肢領域や全脊椎領域などの広範囲をワンショットで撮影できる、世界初のロングサイズDR方式デジタルX線画像診断装置だ(2015年4月1日より発売開始)。
従来のフルサイズモデル(17×17インチ)の約3倍に相当し、大角3連タイプや半切2連タイプのCRカセッテを上回る、17×49インチの撮影領域に対応。従来のDRシステムによる長尺撮影では複数回の分割撮影が必要とされた全脊椎・全下肢を1ショットで撮影することが可能になる。そのため、撮影に要する拘束時間の短縮、被ばく量の低減、ワークフローの改善にもつながる。
ロングパネル(17×49インチ)のCALNEO GL
CALNEO Smartシリーズ/ITEM2015では世界最軽量の「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」新登場
新開発のノイズ低減回路と新画像処理ソフトウェアにより低線量・高画質を実現した、世界最軽量のX線画像診断装置CALNEO Smart。軽量設計でありながら内蔵メモリも搭載したCALNEO Smart C47、C77、G47、G77が発表され、さらに四切サイズのバッテリー交換タイプとして、世界最軽量の「FUJIFILM DR CALNEO Smart C12」が登場した(2015年5月1日より発売開始)。ロングサイズのCALNEO GLとあわせてパネルのラインアップが出揃った格好だ。
CALNEO Smart
また、同社は今後、“LOW-DOSE SOLUTIONS”をテーマとして、CALNEOシリーズをはじめとするFPDの技術、VirtualGrid等の画像処理、ユーザのワークフローを含め、低線量撮影を支援する様々なソリューションを提供していく構えだ。
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ITEM2015 富士フイルムメディカル ブースインフォメーション
ブースNo.118
ブース情報
おかげさまで、富士フイルムメディカルは50周年
1965年、富士フイルムグループの医療事業を担う企業としてスタートした弊社は、本年、創立50周年を迎えました。世界初となるX線画像のデジタル化に成功した「FCR」をはじめ、フィルムで培った画像技術を核に様々な製品・サービスを提供してきました。
弊社を支えてくださった医療に携わる皆様へ深く感謝申し上げるとともに、これからも医療現場の多様なニーズに応え、今後もお役に立てるよう努力してまいります。新しい一歩を踏み出す富士フイルムメディカルに、どうぞご期待ください。
CITA Clinical Finder
病院内の各診療システムで管理されている診療データを1つのプラットフォームに集約し表示できる、次世代統合プラットフォームCITA Clinical Finder。医師や医療スタッフが、診療の場面に応じて簡単に目的の患者情報にアクセスできるようにすることで、医療スタッフ同士による患者情報や、診療プロセスの共有によるチーム医療を実現する。
FUJIFILM DR CALNEO Smart
新開発のノイズ低減回路と新画像処理ソフトウェアによって、低線量・高画質を実現した、世界最軽量のX 線画像診断装置CALNEO Smart。高い防水性能を持ち、抗菌コート技術を活用してパネル全体に抗菌コートが施してあるため、清潔で衛生的に使用できる。また、内蔵メモリ保存機能を搭載し、回診撮影等の撮り溜めが求められるシーンで、コンソールレス運用が可能になった。
画像処理技術
グリッドを使わなくても画像のコントラストを高めることができるVirtual Grid や、一度の撮影で任意の断面画像を再構成・表示する一般撮影トモシンセシス撮影機能、2 回のX 線照射で生じるエネルギー差を利用して、軟部・骨部などの特定画像を生成・描出するエネルギーサブトラクション撮影機能、また、全脊椎や全下肢等の幅広い領域を1 度の操作で撮影し自動合成処理を行う長尺撮影機能等、低線量で高画質撮影を実現する、富士フイルムの画像処理技術。幅広いFPD のラインアップと組み合わせることで、線量低減を実現する。