http://www.yokogawa.com/jp-mis/
ビューア
同社の提供するビューワは、放射線科医がいかにストレスなく効率的に業務を遂行できるかという視点で継続的に改良が進められている。視認性を強化するうえでは、光の強い背景色から暗色の背景に変更し、さらにボタンサイズなどの見直しを行った新たなデザインが採用されている。また4M、6M、8Mといった大型ワイドモニタに対応しており、ウインドウを奇数に分割することもできるため、自由度の高い画面レイアウトが可能になっている。必要に応じて、分割した個々のウインドウを連結することもできる。通常マンモ画像とトモセンシス画像を連動表示させる機能も新たに追加された。そのほか、計測結果の数値をCSV保存する機能も加わり、ますますユーザーの使い勝手が向上している。
6MPワイドモニタで表示されたShadeQuest/DIAG
医療情報システム
レポート作成システムでは、目線移動の軽減や設置スペース確保の観点から縦型のポートレイト表示が可能になった。ユーザーカスタマイズ機能として、レポート画面の色やフォントタイプ・サイズを好みで設定することが可能になっており、辞書の設定はログイン情報と連動しているため、どの端末を使用してもユーザーの作業環境が維持される仕組みになっている。またレポートとビューワの連動性も向上しており、レポート内のテキストやキー画像のハイパーリンクからレポート内での拡大表示やビューワ表示が可能になっている。レポートが別のユーザーによって変更された場合にハイライト表示される機能も備わっており、教育的な有用性が高まった。
ハイパーリンク機能
医療情報システム
ITEM2015 横河医療ソリューションズ ブースインフォメーション
ブースNo.401
●ブース情報
横河医療ソリューションズは、画像診断医の読影業務の快適化をめざし、特に所見レポート作成システム「ShadeQuest/Report」の開発に注力している。
ITEM2014で高い評価をいただいた、モニタを縦型にした新レイアウトをベースに、所見レポートの質の向上を目的とした「所見メモ」機能、主治医(依頼医)への確実なフィードバックを目的とした「警告メッセージ」機能の拡充、検索スピードの高速化やキーワード検索におけるハイライト表示など、検索機能を大幅に改善することで、10年以上ご利用いただいても高速で快適に業務を行っていただける環境を提供する。また、カンファレンスや論文データの作成、読影時に遭遇した疾患のストックなど、所見データと画像データを有効利用したサブシステムもあわせて利用いただける。
チーム医療の実践が進む中、より広い業務をカバーするYOKOGAWA製品をご覧いただきたい。昨年からブース面積を広げ、よりゆったりと空間をご用意してお待ちしている。
レポートシステム「ShadeQuest/Report」
レポートシステム「ShadeQuest/Report」は、モニタを縦型にして活用することで、情報をより効率的に表示させながら、大型モニタ接続時の目線移動量を低減するなど、使い勝手の良さを向上させている。さらに、入力情報の更新箇所の確認を容易にする機能や、診療科医によるレポートの参照有無の確認など、教育の場面や患者様に対する診療科との連携を支援している。
治療RIS「ShadeQuest/TheraRIS」
放射線治療専門医、診療放射線技師、医学物理士、看護師といった医療従事者が、さまざまな情報を発信・共有できる環境を実現するShadeQuest/TheraRISは、日本の放射線治療の現場におけるチーム医療の実現に欠かせないシステムである。放射線治療部門に関連する診療記録を管理・蓄積・連携させて部門内業務を支援しながら、さまざまな情報の連携により治療データベースを構築し、ITを活用してチーム医療を支える。
●セミナー情報
がんグローバルスタンダードの作られ方~効果判定規準RECISTとTNM病期分類~
実施日時:2015年4月18日(土)12:00~12:50
実施会場:パシフィコ横浜会議センター3F(311+312)
座 長:熊本大学大学院生命科学研究部放射線診断学分野 教授
山下 康行先生
演 者:国立がん研究センター中央病院放射線診断科 医長
渡辺 裕一先生