【JSRT2015参加レポート】学生選抜セッション 研究の質とプレゼンテーション能力の高さに驚き!!中根 淳先生(埼玉医科大学総合医療センター)より

ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展):Expert's View
2015.04.17

[JSRT] 学生選抜セッション 4月16日(木)14:00〜16:30(F201)
研究の質とプレゼンテーション能力の高さに驚き!!
 
中根 淳(埼玉医科大学総合医療センター)

 
 学会初日、本学会に演題をエントリーしている学生たちによる選抜セッションが行われた。私自身、学生たちがどのような研究をしているのか、とても気になっていたため、途中からになってしまったが、会場に足を運んだ。すでに、会場は満席で、参加者の関心の高さが伺えた。私が拝聴したセッション後半の発表内容は、人工ルビーを用いた被ばく線量の検討、nano DOT線量計に関する幾何学的影響や後方散乱に関する検討、I131の摂取率に関する検討、骨シンチグラフィの膀胱部高集積の影響を補正するフィルタに関する検討、SPECTのパーシャルボリューム効果と形状の違いに関する検討、陽子線のスポットスキャニングに関する呼吸性移動の影響に関する検討が発表されていた。発表した全ての学生が、物怖じせず、堂々とプレゼンテーションをしていて、とても驚いた。当日までに入念な準備をしていたのではないかと思う。もちろん、指導教員の方の力添えはあったと思うが、それに応えるには想像を超える努力が必要であったと思う。本セッションを拝聴し、社会人の私達も見習うべき点が多いと感じた。是非、来年は、より多くの社会人の方に足を運んでもらいたいセッションであると感じた。

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