ヘルスケアデータ統合アーカイブシステム

ITEM2015 Report(ITEM in JRC 2015 国際医用画像総合展):
2015.04.17

画期的な統合プラットフォームが発表された(参考出展)。
これは、医療機関における多様なファイルの一括管理を実行するもので、モダリティ画像・病理画像や電子カルテ、さらに文書データもファイル形式で管理できる。
患者毎に全診療記録を一括表示や時系列にも表示できるので過去の様々な検索を可能にし、より優れた診断などに寄与するものだ。
「患者名」や「検査種別」、「疾患」などのいろいろな切り口でデータ検索も可能にし、より短時間ですぐれた医療行為が可能となることが期待される。
さらに医師、薬剤師、診療情報管理士など医療スタッフが情報共有して活用できるので、遠隔カンファレンスなども実施でき、より確実な読影も期待できる。
データセンターとセキュアに連携可能で、ストレージへの自動バックもでき、まさにこれからの設計となっている。
今後は日本国内だけでなく、グローバル展開も考えており、非常に楽しみなシステムである。

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