Cアームの柔軟な動作と高画質・低被曝により評価を得ている同シリーズに、新たな天井走行式Cアーム「CAS-930A」が加わった。
この新型Cアームでは、患者左右どちらの側面からのCアーム挿入であっても3D撮影が可能で、210度の回転範囲を実現している。これにより、患者頭部側へのCアーム挿入が不要となり、患者頭部のクリアランスを保った撮影を可能にし、スペースの有効利用やワークフロー改善に寄与する。線量管理・低減に関しては、DoseRiteの各機能が搭載可能で、術者の被曝低減を目的に自由なROIの設定ができるなど、細かい調整が可能だ。
また、この新型Cアームでは、最速80度/秒、約3秒での3D撮影が可能となる。コーンビームCT撮影においても最速約5秒での高速撮影が可能となるため、患者息止め時間が短縮できる。
Infinix Celeve-i INFX-8000C/INFX-8000H
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