マンモグラフィ
マンモグラフィ
その他
ステレオガイド下生検時にSelenia Dimensionsに取り付けるガイダンスシステム。針の固定部が10°傾斜しているのが特徴で、これは同社のみの設計である。傾斜をつけることで胸壁側へのアプローチがしやすくなるのと、患者さんと装置の距離を取ることができるため、圧迫感の少ない検査の提供ができる。トモシンセシス下でバイオプシーの位置決めができるため、1回の撮像でターゲティング可能。確実で簡便なターゲティングを実現している。また、2回撮像をしないため被ばく低減にもつながり、患者さんの負担も軽減できる。ブッキーの交換が不要なのでセットアップは本製品を取り付けるのみ。術者の負担も少ない。
その他
MRI、超音波、ステレオガイド下の3モダリティ対応可能なバイオプシーシステム。Closedシステムにより、採取検体と血液の混合を軽減し、クリーンな状態で検体の採取ができる。また、針部分などはディスポーザブルなため、セットアップとクリーンナップの際の医療従事者の安全性が考慮されている。ボタンを順に押すだけで、Setup、Testと行えるようなシンプルなシステム設計によりセットアップも簡単。1検体の採取時間は約4.5秒 と短く、スムースに検査を進められるのも特徴。さらに、電力ではなく空気圧を利用して吸引式組織生検を行うユニークな設計を採用。針部分の振動も少なく、 穿刺時の音も小さいため、患者さんにもやさしい。日本人の乳房に合わせて、開口部の大きさが違うものなど、針のラインナップも3種そろえている。患者さんと検査を行う医療従事者の負担を軽減するような工夫が多く見られるシステムである。
マンモグラフィ
今回、初披露目の新しい造影マンモグラフィアプリケーション「i-view」。4月より搭載可能となった。欧米では普及が進んでおり、日本での普及もこれから期待される。造影マンモグラフィはデュアルエナジーX線を利用し、サブトラクションにより画像を作成。低管電圧と高管電圧を各方向で照射していくが、他社にはない「CE2D combo」では、1回の圧迫でトモシンセシスから造影マンモグラフィまで撮像できるため患者さんへの負担が少ない検査が施行可能。台湾でも実績がすでにある。同検査はペースメーカが入っている、または閉所恐怖症の方などMRI検査が困難な患者さんへ特に実施されるが、乳房MRIと比較して利点も多い。例えば、2D画像でシンプルなため、読影が比較的容易であることや、撮像時間が短時間である点などが挙げられる。
ITEM2016 ホロジックジャパン ブースインフォメーション
ブースNo.232
デジタル式乳房X線撮影装置:SeleniaⓇ DimensionsⓇ
3Dマンモグラフィ対応のデジタル式乳房X線撮影装置SeleniaⓇ DimensionsⓇを中心とした展示を行います。世界初の50万人規模のトモシンセシスの臨床研究で使用され、臨床的有用性が実証されたシステムです。トモシンセシスのスキャン時間は4秒以下。ルーチンで使用可能な高スループットな3Dマンモグラフィは、検診・診断のみならず、ステレオガイド下バイオプシー(トモバイオプシー)にも応用可能です。また、トモシンセシスから合成された2Dマンモグラフィ画像(C-View)も展示ブースにてご覧いただけます。
バイオプシーガイダンスユニット:Affi rmTM
従来のステレオガイドのみならず、トモシンセシスガイドでのバイオプシー機能を搭載しています。トモシンセシスの深さ情報と直感的な操作画面により、ターゲティングを容易に行えるようになりました。従来のステレオのみの検査より、検査時間の短縮、被曝低減につながる機能です。
吸引式組織生検用針向け装置:ATECⓇシステム
マンモグラフィ、超音波、MRIそれぞれのモダリティに合わせ、各ガイド下生検で利用することができる吸引式組織生検デバイスです。組織採取は4.5秒、セットアップも非常に簡単に行えるシステムです。軽量かつ症例に合わせて選べるハンドピースで、細かな臨床ニーズに対応しています。