X線透視撮影システムのCUREVISTAはX線透視撮影をはじめとして、ひとつのワークスペースでの多機能な性能を求めて開発が続けられており、2016年は特に内視鏡トータルソリューションとしてのスタイルを提案する。
内視鏡の画像を見ながら、同時にX線透視像を見る。透視像は新画像処理エンジンFAiCE-V NEXT STAGE1にて処理することで、新開発のMTNR(動き追従型時空間フィルター処理)、M-DRC(動画対応マルチ周波数処理)により、従来に比べ、よりシャープでノイズの低減された画像を描出できる。また、低被ばくにも注力しており、FRC(フレーム間画像補完技術)により低照射レートでもフレーム間画像を補完し、透視線量を低減しながら滑らかな透視画像を撮影することも可能。
CUREVISTA
内視鏡の画像とX線透視像を同時に表示
左が従来画像、右がMTNR処理後