EV Insite R

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.17

 同社のビューアEV Insite Rに新機能が追加、このITEM2016で新発表された。
 
 「比較表示機能」では、たとえば2分割した画面の左側が最新画像とし、右側の枠に同モダリティ、同部位の過去画像を参照することができる。参照画像はホイール操作で時系列順に交換でき、ほしい比較画像を手早く表示することができる。また、MRIのようにシリーズの多いモダリティの画像は簡単な操作で、自動的に横一列に並べてくれる。画面分割も10x10分割までとカスタマイズ性が高く、作成した画面構成は5パターンまで保存可能だ。他の症例を見た後でもすぐ以前に見ていた検査の読影画面に戻ることができる。
 
 改良された「オブリークモード」では、今まで別ウィンドウで表示されていたMPR画像を、分割した1画面をオブリークモードとすることで、同一画面に表示可能。疑わしい部位にターゲットを置けば、あとは自在にドラッグして角度を変えてくれる。撮像方向の違う画像を参照しておけば、同期してスライス箇所を表示、ショートカットキーを使えば、ターゲット位置も各画像に表示することができる点も特筆すべきところ。
 また、0.63mmと非常に薄いスライス厚のデータであっても3Dでスムーズに表示できる。
  

比較表示

比較表示


 
オブリークモード

オブリークモード