LIGHTVISION

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):
2016.04.17

 今回同社のブースで注目を集めていたのは、6月発売予定の近赤外光カメラシステム「LIGHTVISION」である。

直視下では確認できないリンパ管や血管に造影剤インドシアニングリーン(ICG)を流す。そこから発生した近赤外光を画像化する「ICG蛍光法」によりリンパ管や血管が光って見えるように画像表示することで、センチネルリンパ節の同定、血管開存性や血液灌流の把握が可能になる。特に乳がん手術時にセンチネルリンパ節のみを迅速かつ明確に同定し、摘出してリンパ節への転移を調べるための手法として有用性が認められている。また、術中のリアルタイムでの血流の評価も可能となる。外科用X線テレビシステムとともに、外科手術を支援する。
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