【ITEM in JRC 2016参加レポート】-松原礼明先生(東京女子医科大学)より

ITEM2016 Report(ITEM in JRC 2016 国際医用画像総合展):Expert’s Real-Time Voice
2016.04.18

松原礼明先生(東京女子医科大学)よりJRC参加レポートを頂きました!
 
今回はITEM2016の参加レポートをさせて頂きたいと思います。私はこれまでずっと基礎物理分野におり三年前に医療分野に転向したのですが、初めてITEMに参加した時はそのスケールの大きさと華やかさに仰天したことをよく覚えています。今年も例年のごとく、どのブースも盛況で人々の熱気にあふれた会場となっておりました。
 
私は日立製作所において、治療計画装置Ray stationの最新版を見させていただきました。使用経験のある同僚によると、ウィンドウ内でのボタン配置が改善されてますます使いやすくなっているとのことでした。また複数の治療装置を有する施設向けの機能として、最も適切な治療方法を提案してくれる新機能の紹介もして頂きました。現場の人間がする仕事としては一番最後に「OK」のボタンを押すだけで、かなりの作業量軽減に貢献してくれそうです。これは最近話題の人工知能にも繋がる技術として今後の動向が期待でき反面、本当に将来は現場で働く人間が不要になる日が来るのかもしれないとも感じました。

 
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