録画/配信システム
透視画像収録システム。本製品は、透視像の映像を取りこみ、画像ファイルを保存することが可能な映像収録システムだ。収録を行う映像は、映像信号を4系統同時に取りこむことが可能である。また、従来のディスク保管ではデータの劣化が早かったが、本製品は、長時間の高画質・高解像度映像を系統ごとに独立して、収録映像のファイルを作成することができる。収録映像はKada-Serveといったサーバと接続することで院内端末により再生・編集を行うことが可能である。
なお、画像ファイルはMPEG4であるため、治療経過の記録や学会発表時のデータなど様々な用途に応じて編集を行うことが可能である。さらにWindows・Macで映像閲覧・編集作業を行うことができ、ノートパソコンで映像の閲覧ができる。
レポーティングシステム
循環器領域向けレポーティングシステム。本製品は多彩な入力フォームが搭載されていることが1つの特長である。血管造影検査・治療用のカテフォームにおいて、CAGやPCI、PMIなどが用意されている。それに加えて、生理検査用のエコーフォームにはUCG、経食道が用意されており、充実した機能が新たに搭載されている。
さらに、カレンダー機能が便利であり、患者の名前の他に予定術式/アプローチが示されており、用途に応じて色分けを行うことが可能である。また、レポート画面から検査動画像を瞬時に再生する機能や電子カルテシステムと容易にアクセスが可能であることなど、動画ネットワークにシームレスに連携可能なシステムが搭載されていることがその他の特長である。また、オプション機能で被ばく管理レポートの作成が可能になるなど、用途に応じて使用することができる。
手段ごとに色分けできるのはうれしい。
DICOM動画ビューワ
使いやすさで定評がある、マルチモダリティ対応のDICOM動画ビューワ、Kada-View。
今回はエコー計測機能が実装され、マルチモダリティにより一層拍車がかかったのも特筆すべきだ。カスタマイズ性も重視し、画面に300種ものGUIコンポーネントが配置されている。
マルチプラットフォーム対応で、MACやiOS、アンドロイドにも対応、タッチスクリーンのためいろいろな場所で使用可能だ。
また、従来JPEGやTIFF、AVIなど複数のファイル変換機能が付帯していたが、今回はそれに加えMPEG4形式が搭載され、複数の動画が画面に表示されている状態をそのまま1つのファイルに変換可能なため、学会向けのプレゼンデータの作成も容易にしている。
同社独自の技術であるKada-Interfaceがさらに進化し、画像処理の基本的なコマンドがエリア分割・割り当て・マウスのドラッグといった動作によって行える機能を、よりカスタマイズすることが可能となった。
なお動画・静止画の表示はもちろん、DA画像からサブトラクションが可能である。さらにオプションとして解析機能も用意されているという。
新設された超音波のモード。
ワンクリックの簡単設計で、非常につかいやすい。
ITEM2017 フォトロン M&E ソリューションズ ブースインフォメーション
ブースNo.222
マルチモダリティ対応 DICOM
ビューワ「Kada-View」
「Kada-View」はアンギオやIVUS・エコー・CT・MRIなどのDICOMデータを快適に表示するための動画/静止画参照用ソフトウェアである。
最新かつ直観的な操作性の"Kadaインターフェース"を搭載。先進の設計思想によるマルチプラットフォームを実現し、SurfaceやMacに対応。タッチスクリーンでの操作も可能。柔軟性の高いファイル変換機能により、学会向けのプレゼンテーション用データ作成を強力にバックアップ。カスタマイズ性が向上し、画面に約300種のGUIコンポーネントを自在に配置することが可能となった。
ブースでは実機を用いて循環器のみならず、脳神経外科・生理検査領域での「Kada-View」を提案する。
循環器領域向け
レポーティングシステム
「Kada-Report」
「Kada-Report」はサーバ・クライアント型の循環器領域向けレポーティングシステムである。動画ネットワークとシームレスに連携し、臨床画像を加えたレポートの作成が可能。血管造影検査用あるいは治療用のカテフォームのほか、生理検査用のエコーフォームも新たに用意。カレンダー機能やSYNTAX SCORE&EuroSCORE算出機能も搭載。フォームの
印刷のほか、配信レイアウトも柔軟に対応できる。院内オーダー情報と連携した予約表の作成も実装する。
透視像録画/配信システム
「Kada-Rec」
「Kada-Rec」は透視像などの映像を取り込み、画像ファイルとして保存する映像収録システムである。最大解像度1920×1080pixelの映像信号を最大4系統同時に取り込み、MPEG4(H.264)形式の汎用的なフォーマットの動画ファイルとして保存できる。WindowsやMacなどさまざまな環境で映像閲覧・編集作業が容易に行える。ブースでは循環器領域のみならず脳神経血管内治療向けの仕様も紹介する。
ITEM in JRC 2017ブース No.222 パシフィコ横浜展示ホール