インフォコム

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取材製品情報

RIS

iRad-RS

 この度、バージョン9となり特に強化された点はデータピックアップツール。Rawデータ出力機能とデータ分析機能を統合した汎用統計ツールで、より解析しやすい仕様となった。さらに、長期の利用によって蓄積データが膨大になっても、パフォーマンスが落ちることはなく、快適な操作環境を実現している。従来は、約800床の施設で10年分のデータまで対応できたが、本バージョンでは1,200床ほどの施設でも25年分のデータを保存できる。同ブースでも250万件という膨大なデータを入れた状態で展示していた。

 核医学検査では、RISからオーダーを呼び出した際に、検査内容に応じて自動で使用薬品を表示。入力の手間が省けるため、ワークフロー改善の一助にもなる。

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多くのデータ下でも快適な操作環境。

検像システム

iRad-QA

 同社の検像システム。RIS連携も充実しており、検像状況のRIS側への通知や、RIS側で検像者を管理し、結果を統計出力することでデータ活用も可能。

 この度、サムネイル画像の表示ができるようになり、特に単純X線画像などにおいては、一目で画像が判別できるため、より使いやすい仕様となった。不要であれば、非表示にすることも可能。加えて、左下に表示されるシリーズ画像でも、転送状況を色で区別できるようになり、より直観的に理解できる画面を実現。


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シリーズ画像も未転送と転送済みで色を区別して表示。転送済みになると黄色で表示。


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マーカの挿入なども従来のように簡便に可能。

録画/配信システム

医療映像マルチアーカイブシステム V-Station

 従来のビデオレコーダー型から「高画質映像圧縮技術」へと転換することで、高画質のみならずデータを従来の4分の1まで圧縮することが可能となった業界最高レベルのアーカイブシステムである。
 デュアルchエンコーディングシステムにより、フルHD動画を2chで同時にエンコードできるだけでなく、サーバーで記録を一括管理することが可能で、学会・会議・医局・他医療機関などへの出力に利用が期待される。また、記録を検索して見るだけではなく、リアルタイム/オンデマンド配信として、低帯域通信を活かし、リアルタイム配信が可能となるなど、画期的な特長が数多く搭載されたシステムである。また、画面操作も容易に行うことができ、タッチパネルで画面操作を行ったり、フットスイッチ採用のため、足でスイッチを押すことで撮影や録画ができる利便性の高い機能も付帯している。


V-Station

ブースインフォメーション

ITEM2017 インフォコム ブースインフォメーション
ブースNo.419

 
●ブース情報
新・放射線情報システム『iRad-RS』
新・放射線レポートシステム『iRad-RW』
 インフォコムの従来パッケージである「iRad」シリーズに、別展開していた「Dr.View」シリーズの特徴を融合した“新RIS・新Reportシステム”を昨年のITEM2016にて公開。
 既存機能の強化・新機能が実装され、さらなる品質向上・要望に応えられるシステムとして登場し、早くも施設様にご導入いただきご好評をいただいている。
 長期間システムを利用すると、資産である情報が蓄積される一方でシステムの動作が遅くなると多く伺っていた。
 今年のブースでは大容量のデータを取り扱う大規模な施設様の実環境に近い形で展示をおこなう。
 大容量のデータをストレス無く取り扱え、よりシンプルで見易くなった新RIS・新Reportを、是非ともご体感いただきたい。
ITEM2017
 
放射線治療システム『iRad-RT』
 放射線治療に関する情報の管理、治療機器接続や他システム間連携をサポートし、複雑な放射線治療における業務ワークフローを支援する。加えて治療ビューア「RT Image ViewerTM」により、治療部門で発生する画像の管理も可能となる。また、放射線情報システム『iRad-RS』・放射線レポートシステム『iRad-RW』と連携することで、治療を受けられている患者様の情報を診断から治療まで管理することが可能となる。
 
検像システム『iRad-QA』
 従来の検像システムにAnywhereオプション機能を搭載させることで、放射線情報システム「iRadR-RS」の端末上での検像業務を実現させ、技師の負担を減少させるとともに、ワークフローに即した画像確認作業が可能である。それ以外にもステータス連携や再撮指示など、放射線情報システム「iRadR-RS」との連携がますます強化され、検査から画像の配信までの業務を一連でサポートすることが可能である。
 
インフォコム
ITEM in JRC 2017ブース No.419 パシフィコ横浜展示ホール