http://www.carestream.jp/Specials/csh-item/2018/index.html
ビューア
2つの新機能を搭載した「Vue PACS Client」は、特に情報のソートと画像解析の面からワークフローを改善してくれる。
新機能の1つであるワークフローオーケストレーターは、レポートを書く際に読影する検査結果を部位・症例に応じて分類した上で、緊急性が高いと判断された順に並べ替え、読影すべき期限も併せて表示。これによって読影の順番を決める手間を削減し、また該当の部位・症例の専門医が読影できるようにすることで、読影効率や精度の向上をサポートする。
その他
PACSと同じプラットフォームに実装することで、同じ環境のままPACSやレポートとシームレスに連携可能なVNA。
DICOMをはじめとする標準化されたインタフェース、Non DICOMを含む一元的なデータ管理と、VNAの必須機能もしっかり備えている。国内でのリリースは先であるが、PACSなどと同一のプラットフォームに必要な機能を組み合わせての提供が可能と、柔軟性が高く快適なデータ管理に期待が持てる。
RIS
カスタマイズの柔軟性を特長とする同社製RIS。今回展示されている3.5では、視覚情報を盛り込んだ直感的な情報伝達が可能。
レイアウトは自由に変更して快適に情報を閲覧できるほか、情報の展開はポップアップではなく1画面に収めることで、一度に豊富な情報を見ることができる。登録されている患者の情報は現在のステータスに応じて色が変わり、アレルギーの有無などの特記事項がアイコンで表示されるなど、情報量を増やしながらもそれらの把握を簡便化し、伝達ミスを防ぐための工夫が随所に凝らされている。
またプレチェック機能は別ウィンドウで表示可能で、複数のモニタを用いて患者情報と見比べながらプロトコルを書き込める。過去の検査はタイムラインの形式で確認できるほか、造影剤の種類や技師への指示は各項目や定型文から選択することで入力され、作業の負担も大幅に軽減。
多くの情報は見たいが煩雑なのは嫌だ、というジレンマを解決するシステムだ。
ケアストリームヘルス ブースインフォメーション
ブースNo.131
ブース情報
ケアストリームの「Clinical Collaboration Platform」は、医用画像情報システムVue PACS、放射線情報システムCARESTREAMRIS-Jを中心に、検査ワークフロー、画像の読影、配信、施設間での共有と、幅広いヘルスケアITソリューションをご提供します。
各製品のデモンストレーションに加え、ステージによるプレゼンテーションで、最新機能の利便性をご紹介いたします。
PACS ~読影業務を効率化~
撮影画像の参照から、3Dデータの表示・解析までを実現する読影対応の「Vue PACS Client」は、自動位置合わせ、病変管理や、多数の解析機能で読影医をサポートします。臨床機能としては、PET/CTやCTパフュージョン解析、MRディフュージョン解析、マンモグラフィのトモシンセシス読影といった機能を搭載。効率的なPACS読影ワークフローをご提供します。
RIS ~患者様と、各部門の医療従事者をつなぐ~
医療安全や情報共有に配慮し、さまざまな検索・統計機能も備えた「CARESTREAM RIS-J」は、レイアウトを工夫した視認性の高いユーザインターフェース、モダリティごとのチェック機能、様々な連携インターフェースなどにより、効率的な業務ワークフローを実現します。お客様からのフィードバックにより、利便性が向上しています。
VNA・クラウドサービス
ケアストリームのClinical Collaboration Platformは、「Vue Archive」をVNAとして運用し、DICOM画像だけでなく、Non-DICOMのあらゆる診療データを統合管理できます。保存されているデータは、Webベースのビューア「Vue Motion」で参照できます。
また、ケアストリームのソリューションはクラウドを通じて運用することも可能。世界で、日本で、初めて運用を開始した医用画像クラウドサービス「Vue Cloud Service」は、PACS画像のバックアップというシンプルなご要望から、関連施設との画像の共有や読影の連携といったクラウドデータの活用まで、ご要望に応じて必要な機能を、必要な範囲でご提供します。
セミナー情報
●ランチョンセミナー26
「読影効率を上げるために~PACSビューアの最新機能と、メーカーとの付き合い方~」
日時:2018年4月15日(日)12:00 – 12:50
会場:パシフィコ横浜 会議センター 3階 311+312
司会:楫 靖 先生(獨協医科大学 放射線医学講座 主任教授)
演者:荒川浩明 先生(獨協医科大学 放射線医学講座)
高橋 哲 先生
(愛仁会高槻病院 イメージングリサーチセンター部長)