GX560 MammoDuo

:テスト
2019.04.11

 GX560 MammoDuoは高解像度、微細表示など高精細画像表示を可能としたブレストイメージング専用のモニター。同製品は、新開発の5メガピクセルモニター2面を専用スタンドで一体化させた。

 まず、注目すべき点は、画面の額縁を5メガピクセルモニターとしては世界最小レベルの7.5㎜まで狭額化を図ったところ。あわせて、2つの画面は隙間なく設置。画面間の距離はわずか1.5㎜となり、額縁と表示面の高低差も2.5㎜に抑え、表示画像を比べる際に滑らかに目線を動かすことを可能とした。

 また、「Point-and-Focus機能」により、マウスとホットキーの操作のみで、目の前に表示されている画像内の気になるところを速やかに選択し、輝度や階調を見やすく変更できる。焦点を絞ることで、読影に集中できるという。

 デジタルマンモグラフィの情報量は500万画素、もしくはそれ以上に及ぶ。ビューワはモニターの表示可能な解像度以上のデータを表示する際には、間引き表示を行い、細部にモザイク化が観察できなくなってしまう。そこで、同製品では、LTPS(低温ポリシリコン)パネルを採用していることから、データの間引き率もモザイク化も抑え、きめ細かく元画像を再現している。つまり、微粒かつ微妙な陰影を特徴とする石灰化の抽出や腫瘤のスピキュラの確認においても適している。

ブレストイメージングモニター「GX560 MammoDuo」は、高解像度、微細表示など高精細画像表示を実現!