ワークフローオーケストレーター

2019.04.13

 Vue PACS Clientの「ワークフローオーケストレーター」は、患者の属性により読影の優先順位をソートするワークフロー管理機能である。同機能では現在、Zebra Medical Vision製のAIを活用した新機能が開発中だ。胸部画像であれば骨密度、圧迫骨折、脂肪肝といったように、サーバを介してAIが病変の有無を自動解析し、診断画像にサジェストを表示するだけでなく、ワークフローオーケストレーター上にもフラグとして強調表示する。事前情報だけでカバーしきれない要素もAIが見つけ出し、更に最適なワークフローを導き出してくれるだろう。

AIが所見を見つけると、リストの左端にフラグが表示される
疑いのある病変は画像に枠が示され、アイコンも赤くなる