キヤノンメディカルシステムズは、AIを活用したヘルスケアITソリューションについて昨年以上に大々的な展示を行った。
サーバ側にAIを搭載することで、画像の送信時にバックグラウンドで解析。加えてこの時、疑われた病変をワークリストに強調表示し、読影優先度の判断をサポートする。リストには読影依頼ボタンもあり、他の医療機関を一覧表示して、受付可能な機関にクラウドを介しスムーズに読影を依頼できる。
またゲノム医療への注力もトピックのひとつだ。子会社化したアクトメッドと連携し、がんと診断された患者の遺伝子情報から有効な薬剤を分析、Abierto Cockpitに反映してより総合的に患者をマネジメントしていく。
いずれもWorks in Progressではあるが医療の質向上への貢献が期待される。