EIZOは、手術室向けの映像ソリューション事業を本格的に展開している。以前よりEIZOは手術室向けに、高解像度モニター、ハードウェアの提案を行ってきた。しかし近年の手術室内システムの複雑化を受け、手術室環境への要望は多様を極めている。この要望を受けEIZOは、これまで得意としてきたハードウェア領域だけでなく、新たにソフトウェアやネットワークも含めた総合的ソリューションの開発に至った。具体的には、ソリューションの総合名称をCuratORと題し、製品ラインナップを展開。手術用モニター、IVR用モニター、手術映像記録・配信用システム、周辺デバイス、カメラシステム、関連ソフトウェアの領域を包括している。ITEM2019では以下の製品が展示された。
パン/チルト/ロールが可能な3軸雲台と20倍ズームを内蔵のカメラヘッドを一体型にしたフルHD(1920×1080)対応カメラシステム。術野カメラとしての使用を想定。
IVR用モニター。対角58インチ画面に高解像度8メガピクセルの情報表示を実現する。手術室内での使用を想定した大型モニター。
上は手術室向け画像統合表示システム、CuratOR Control Software。
下は、手術映像記録配信システム、MEDIASYNERGY NEX。carina社(現EIZOグループ)が開発、手術室内のあらゆる映像を一元管理しリアルタイムでライブ配信できる。病院導入実績No.1を誇る。