カテ室向け映像収録配信システム
アンギオ装置やモバイルCアームなどのモダリティ映像や術場全体、または術野・手元映像など、カテ室で発生する様々な映像を収録し、配信するシステム。カテ室内に設置したカメラや各種装置の映像をまとめて収録するだけでなく、医局内や遠隔地などでライブ配信できる。コロナ禍にともないカテ室などへの入室が制限される現状、研修目的での使用のほか、手術の進捗や術場監視など、さまざまな用途に利用できる。
また、DICOMに準拠しており、映像や画像は患者情報やPACSと紐づけ、DICOMサーバーへ自動で保存。検索機能も高く、保存した映像や画像を素早く閲覧できる。医療事故など、もしもの場合のエビデンスの確保として安心感がある。
透視像録画/配信システム
Kada-Recは最大4系統の映像信号を同時に取り込み、循環器領域・脳神経血管内治療向けにX線診断装置の透視像などの映像を録画または配信する映像収録システムである。生成されるファイルはMPEG4形式で保存されるため、簡単に編集することができ、治療経過の記録だけでなく学会発表、教育用ビデオ作成など、様々な目的に活用できる。
透視を中断した直後に自動再生されるほか、サムネイルを選択することで、連動した動画を最大4画面まで同時に再生することができる。また、血管造影X線診断装置と接続する際、X線曝射と連動することで撮影、透視中の映像のみを収録することが可能となっている。撮影、透視像だけを保存するため、収録映像のファイル容量を最小限に抑えられるだけでなく、効率的に検索もできるのが特徴だ。収録した情報はDICOM MWMで取得することができ、検査情報が付加されるため、映像の管理も容易となる。さらにDICOMサーバーにてカテ室で発生する様々な映像を収録・配信するシステムであるKada-ORと連携させることで、検査オーダーや収録操作をコントロールして管理できる。
フォトロン M&E ソリューションズ ブースNo.D2-02
新製品 手術映像収録
配信システム「Kada-OR」
「Kada-OR」はカテ室、オペ室で発生する撮影画像のDICOMデータの保存だけでなく、X線診断装置の透視像やIPカメラの映像も収録&配信できる手術映像収録配信システムである。
DICOM動画サーバ「Kada-Serve」をはじめとした「Kada」シリーズ各製品と連携し、院内で発生する動画像を一元管理する。院内のシステムとも連携し、手術進捗・術場監視・研修目的等さまざまな用途に利用可能、検査中のライブ配信にも対応する。
循環器領域向け
レポーティングシステム「Kada-Report」
「Kada-Report」は、循環器領域向けレポーティングシステムである。血管造影の検査、治療のカテフォーム、生理検査用のエコーフォームを多彩に用意。電子カルテと患者の検査情報、オーダーと連携、
看護記録の作成とカテレポート作成だけでなく、循環器患者データベースとして運用できる。そのほか入力した内容をNCDサイトへの転記機能、バーコード物品登録機能も標準搭載、また「物品デバイス自動登録」サービスを提供できる。
透視像録画/ 配信システム
「Kada-Rec」
「Kada-Rec」はX線診断装置の透視像を取り込み、画像ファイルとして保存する透視像録画/配信システムである。最大解像度1920×1080 pixelの映像信号を最大4系統同時に取り込み、MPEG4(H.264)形式の汎用的なフォーマットの動画ファイルとして保存できる。WindowsやMacなどさまざまな環境で映像閲覧・編集作業が容易に行える。「Kada-OR」とも連携し検査オーダー、収録操作をコントロールし管理できる。
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