AeroDR swift

ITEM2022 Report:
2022.04.25

カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR」シリーズの新製品。従来の同シリーズの重量が2.9kgだったのに対し、本製品はバッテリーが内蔵されているにもかかわらず1.9kgと軽量化を実現。また、カセッテ裏面のくぼみを全周深さ4mmに改良したことで、取り回し感も向上した。X線撮影はもちろんのこと、撮影準備の効率化で医療従事者の負担軽減にも期待が持てる。

また、照射したX線が効果的に画像形成に役立つかを表す指標Detective Quanta Efficiency(検出量子効率)でシリーズ最高の59%を達成。CRに対して60%以上の線量低減を可能にするため、患者の被ばく量低減にも寄与できる。また、センサーパネルの画素サイズ(100μm)と組み合わせることで、低線量でも高画質な画像の提供にも期待ができる。X線量も約25%低減されるため、患者の被ばく量低減にも寄与できる。